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2025年07月17日
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第30回NAHAマラソン完走記番外編 私設エイド。
2014年12月26日
NAHAマラソンはとにかく「私設エイドが豊富」な事で知られています。
大会側で用意してくれる公設エイドは水とスポンジのみですが、
それを補って余りあるほどの、沖縄の皆さんからのおもてなしをいただきました。
実は最初からそれをあてにして、
通常フルマラソンでは4つ必要と言われる補給食を2つしか持って行かなかったんですけどね。
それでも十分だったし、全く持って行かなくてもなんとかなったんじゃないかと今は思います。
ここで私がマラソン中に食べたものを一挙公開!
走りながら撮ったので、ピンボケしてるのはご愛嬌ということで。

みかん!
これはコース全般に渡って見ましたね。
皮もむいてあるし半分に割ってくれてるし、しかも冷えてるし!
食べやすさを考えてくれて本当にありがたかったです。
果物は他にバナナも多かったけど、私はバナナ嫌いなのでスルー。

パイナップル!沖縄っぽい!
沖縄産かどうかは不明ですけど。

カステラ!
ケーキ屋さんの前で配っていたので、おそらく自家製と思われます。
女子に人気が高く、わざわざ数m戻って来て受け取っている人もいました。

ヤクルト!
走ってる途中で腸内環境が整ってもよおしちゃったらどうしよう、と思ったのですが大丈夫でした。

これは珍しい、ぜんざい!
沖縄のぜんざいは普通イメージするものと全く違って、
かき氷に甘い煮豆を煮汁ごとかけて白玉が乗っている、冷たい食べ物なんです。
素朴な甘さでおいしかったなー。

これも沖縄ならでは、サーターアンダギー!!
小さめのサイズになってるのが食べやすくていいですね。
通常サイズだったら口の中の水分奪われること間違いなし。

そうめん!
つゆも一緒に入っているので、一口でパクッと食べられます。
塩分と炭水化物を摂れるので、意外とマラソンに合ってるのかも?

やったー!34km付近、糸満市の吉野家の牛丼!
NAHAマラソンの名物ですよね。
本当にいつもの牛丼なんだけど、お腹空いてる時に食べるとすんごくおいしく感じました。
3口程度で食べきれる量なのもちょうどいいですね。

これも沖縄ならでは、じゅーしーおにぎり!
これがめちゃくちゃうまかったー!!
「じゅーしー」とは沖縄の炊き込みご飯ですが、和風だしの他に豚のだしとラードが入っていて、
すごくコクがあって味も濃いめで本当においしかったのです。
ただし、走りながらお米を食べるのはけっこう難しいです。むせました。
あと写真はないけどもろみ酢や麦茶、コーラもいただきました。
一番多かったのはやはり黒糖でしたね。私は食べてないですが。
コースの最初から最後までまんべんなくありました。
糖分とミネラルが補給できる、非常に理に叶ったエイドだと思います。
しかし今でも心残りなのが、25km付近の名物である沖縄そばが食べられなかったことです。
食べられなかったと言うより、どこで配っていたのかも未だにわかりません。
それらしいジョガーの姿を見なかったので……私が遅すぎてなくなっちゃったのかな?
いつかリベンジしたいです。
「何も持たなくても飢えることがない」というのは本当でしたね。
みんな笑顔でふるまってくれる。
応援を心から楽しんでいるようで、それを見てると私も楽しくなりました。
42.195km、楽しい気持ちのまま走りきれたのは皆さんのおかげです。
いただいた物ぜーんぶおいしかったよ!
改めて沖縄の皆さん、ありがとうございました!
大会側で用意してくれる公設エイドは水とスポンジのみですが、
それを補って余りあるほどの、沖縄の皆さんからのおもてなしをいただきました。
実は最初からそれをあてにして、
通常フルマラソンでは4つ必要と言われる補給食を2つしか持って行かなかったんですけどね。
それでも十分だったし、全く持って行かなくてもなんとかなったんじゃないかと今は思います。
ここで私がマラソン中に食べたものを一挙公開!
走りながら撮ったので、ピンボケしてるのはご愛嬌ということで。
みかん!
これはコース全般に渡って見ましたね。
皮もむいてあるし半分に割ってくれてるし、しかも冷えてるし!
食べやすさを考えてくれて本当にありがたかったです。
果物は他にバナナも多かったけど、私はバナナ嫌いなのでスルー。
パイナップル!沖縄っぽい!
沖縄産かどうかは不明ですけど。
カステラ!
ケーキ屋さんの前で配っていたので、おそらく自家製と思われます。
女子に人気が高く、わざわざ数m戻って来て受け取っている人もいました。
ヤクルト!
走ってる途中で腸内環境が整ってもよおしちゃったらどうしよう、と思ったのですが大丈夫でした。
これは珍しい、ぜんざい!
沖縄のぜんざいは普通イメージするものと全く違って、
かき氷に甘い煮豆を煮汁ごとかけて白玉が乗っている、冷たい食べ物なんです。
素朴な甘さでおいしかったなー。
これも沖縄ならでは、サーターアンダギー!!
小さめのサイズになってるのが食べやすくていいですね。
通常サイズだったら口の中の水分奪われること間違いなし。
そうめん!
つゆも一緒に入っているので、一口でパクッと食べられます。
塩分と炭水化物を摂れるので、意外とマラソンに合ってるのかも?
やったー!34km付近、糸満市の吉野家の牛丼!
NAHAマラソンの名物ですよね。
本当にいつもの牛丼なんだけど、お腹空いてる時に食べるとすんごくおいしく感じました。
3口程度で食べきれる量なのもちょうどいいですね。
これも沖縄ならでは、じゅーしーおにぎり!
これがめちゃくちゃうまかったー!!
「じゅーしー」とは沖縄の炊き込みご飯ですが、和風だしの他に豚のだしとラードが入っていて、
すごくコクがあって味も濃いめで本当においしかったのです。
ただし、走りながらお米を食べるのはけっこう難しいです。むせました。
あと写真はないけどもろみ酢や麦茶、コーラもいただきました。
一番多かったのはやはり黒糖でしたね。私は食べてないですが。
コースの最初から最後までまんべんなくありました。
糖分とミネラルが補給できる、非常に理に叶ったエイドだと思います。
しかし今でも心残りなのが、25km付近の名物である沖縄そばが食べられなかったことです。
食べられなかったと言うより、どこで配っていたのかも未だにわかりません。
それらしいジョガーの姿を見なかったので……私が遅すぎてなくなっちゃったのかな?
いつかリベンジしたいです。
「何も持たなくても飢えることがない」というのは本当でしたね。
みんな笑顔でふるまってくれる。
応援を心から楽しんでいるようで、それを見てると私も楽しくなりました。
42.195km、楽しい気持ちのまま走りきれたのは皆さんのおかげです。
いただいた物ぜーんぶおいしかったよ!
改めて沖縄の皆さん、ありがとうございました!
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第30回NAHAマラソン完走記その6 30km〜フィニッシュ編。
2014年12月22日
マラソンには「30kmの壁」という言葉があります。
だいたいそのあたりになるとエネルギーが切れたり、疲労が蓄積してきて走れなくなってしまうのです。
私も練習で30km以上の距離を走った経験がなかったので、ここから先は未知の世界。
「ザバスピットイン」でクエン酸を補給して、少しでも疲労を軽減だ!
しかし幸いな事に、30kmから糸満市に入って観客が再び増えてきました。
応援があると頑張れる。
「メンタル7割、フィジカル3割」で走っている私にとっては大きな力になります。
少年野球チームの子供たちが、ユニフォーム姿のまま並んでハイタッチしてたのがかわいかったー。
心はまだ折れていないし、足も動いています。
しかし給水所で立ち止まると、足の裏がじーんとしびれて感覚がなくなっている事に気づきました。
相当疲労がたまってきているようです。
道は平坦になり、道幅も広くなって走りやすくなっているのがせめてもの救いでしょうか。
35km地点から小禄バイパスに入ります。
バイパスの間だけ、エイドが右側のみに変わります。
このあたりは周りに建物が少なく風景はやや面白味に欠けますが、
それでも応援の人が途切れないのは本当に素晴らしいと思います。
みんないったいどこから来てくれてるんだろう??
ここは那覇空港に向かって走っているコースなので、目の前を飛行機が飛んでいくのが見えました。
「ああ……寒い北海道になんか帰りたくねえええええ!」
と心の底から叫びたくなりましたねぇ……
暑くもなく寒くもなく、穏やかな気候の中で走れる事が本当に楽しくて仕方なかったから。
小禄バイパスを過ぎると、那覇市中心部に近づいてきます。
応援はますます増える一方!
「30kmの壁」はなんとか乗り越えたけど、さすがに35km付近から少し足が上がらなくなってきました。
それでもこれだけ応援が続いていると歩くわけにはいきません。
声援が私の背中を押してくれます。
しかし疲労がピークに達した38km地点イオン前から、最後の難所の上り坂が!
だけどここまで来たら絶対に歩かない!
最後までこんなに強い気持ちが続くのは初めての経験でした。
エイサーを踊る子供たちからもパワーをもらって走り続けます。
いつもは得意な下りも、疲労のせいか衝撃が足腰にやたらと響くのがかなり辛い!
坂を下りて左折すると、ついにフィニッシュ地点の奥武山運動公園です。
外国人女性がずっと英語で「good job!good job!」と声援を送り続けていたので、
私もサムズアップで応えました。
公園内に入ると、圧巻の光景が。
2〜3mおきに立っているボランティアの男子高校生たちが、みんな全力で応援してくれるんです。
男子の声ばっかりだから、まるでアイドルのライブ会場みたいに「ウオォォォォ」と独特の熱気を帯びていて、
その熱気に押され、それまでよたよた走っていたジョガーもみんな再びペースを上げて走り出すのです。
これには本当に感動しました。
最後にトラックを一周して、ついにフィニッシュ!!
タイムは5時間22分57秒。
はぁ……終わった……
マラソン走り終わった後って、感動するかと思いきやけっこう放心状態で頭真っ白になるんですよね。
でも今回は帰りの飛行機の時間が迫っているのでそんな暇はありません。
余韻に浸る間もなく着替えて、疲れた体を引きずってゆいレールで空港に向かいました。
本当は出店も見てみたかったのですが……
ずっと憧れていた夢の舞台は、思った以上に素晴らしいものでした。
また来年も行きたい!抽選に当たれば!
沖縄の皆さんありがとう。お世話になりました!
だいたいそのあたりになるとエネルギーが切れたり、疲労が蓄積してきて走れなくなってしまうのです。
私も練習で30km以上の距離を走った経験がなかったので、ここから先は未知の世界。
「ザバスピットイン」でクエン酸を補給して、少しでも疲労を軽減だ!
しかし幸いな事に、30kmから糸満市に入って観客が再び増えてきました。
応援があると頑張れる。
「メンタル7割、フィジカル3割」で走っている私にとっては大きな力になります。
少年野球チームの子供たちが、ユニフォーム姿のまま並んでハイタッチしてたのがかわいかったー。
心はまだ折れていないし、足も動いています。
しかし給水所で立ち止まると、足の裏がじーんとしびれて感覚がなくなっている事に気づきました。
相当疲労がたまってきているようです。
道は平坦になり、道幅も広くなって走りやすくなっているのがせめてもの救いでしょうか。
35km地点から小禄バイパスに入ります。
バイパスの間だけ、エイドが右側のみに変わります。
このあたりは周りに建物が少なく風景はやや面白味に欠けますが、
それでも応援の人が途切れないのは本当に素晴らしいと思います。
みんないったいどこから来てくれてるんだろう??
ここは那覇空港に向かって走っているコースなので、目の前を飛行機が飛んでいくのが見えました。
「ああ……寒い北海道になんか帰りたくねえええええ!」
と心の底から叫びたくなりましたねぇ……
暑くもなく寒くもなく、穏やかな気候の中で走れる事が本当に楽しくて仕方なかったから。
小禄バイパスを過ぎると、那覇市中心部に近づいてきます。
応援はますます増える一方!
「30kmの壁」はなんとか乗り越えたけど、さすがに35km付近から少し足が上がらなくなってきました。
それでもこれだけ応援が続いていると歩くわけにはいきません。
声援が私の背中を押してくれます。
しかし疲労がピークに達した38km地点イオン前から、最後の難所の上り坂が!
だけどここまで来たら絶対に歩かない!
最後までこんなに強い気持ちが続くのは初めての経験でした。
エイサーを踊る子供たちからもパワーをもらって走り続けます。
いつもは得意な下りも、疲労のせいか衝撃が足腰にやたらと響くのがかなり辛い!
坂を下りて左折すると、ついにフィニッシュ地点の奥武山運動公園です。
外国人女性がずっと英語で「good job!good job!」と声援を送り続けていたので、
私もサムズアップで応えました。
公園内に入ると、圧巻の光景が。
2〜3mおきに立っているボランティアの男子高校生たちが、みんな全力で応援してくれるんです。
男子の声ばっかりだから、まるでアイドルのライブ会場みたいに「ウオォォォォ」と独特の熱気を帯びていて、
その熱気に押され、それまでよたよた走っていたジョガーもみんな再びペースを上げて走り出すのです。
これには本当に感動しました。
最後にトラックを一周して、ついにフィニッシュ!!
タイムは5時間22分57秒。
はぁ……終わった……
マラソン走り終わった後って、感動するかと思いきやけっこう放心状態で頭真っ白になるんですよね。
でも今回は帰りの飛行機の時間が迫っているのでそんな暇はありません。
余韻に浸る間もなく着替えて、疲れた体を引きずってゆいレールで空港に向かいました。
本当は出店も見てみたかったのですが……
ずっと憧れていた夢の舞台は、思った以上に素晴らしいものでした。
また来年も行きたい!抽選に当たれば!
沖縄の皆さんありがとう。お世話になりました!
第30回NAHAマラソン完走記その5 中間点~30km編。
2014年12月19日
中間点で「ショッツ」のグリーンプラム味を補給。
カフェイン入りなので、このタイミングで摂っておけば一番辛い30kmあたりで効いてくれるはずです。
ちなみに北海道マラソンでは、30km地点でショッツ食べたら35km地点でリタイアという非常にもったいない事に……
ここから下り基調になるのですが、沖縄の舗装道路というのは石灰岩が使われていて滑りやすいんですね。
上り坂ではあまり気にならなかったけど、
下りの、特に給水所付近の濡れた路面になると本当に滑って危ないです。
トレイルランの選手はわざと足を滑らせて下りの衝撃を抑える、という話を聞いたことがありますが、
慣れてない私には無理だったのでひたすら慎重に走ります。
25km付近の右手に、あの「ひめゆりの塔」があります。

実際はもっと奥にあるので写真には写ってないのですが。
私は時間がないのでコース上から手を合わせました。
厳しい戦況に追われ、沖縄本島の最南端まで追い詰められた上で起きた悲劇。
こうしてマラソン大会に出る事だって、日常の生活ができる事だって、平和だからこそだよね。
中に入って献花するジョガーの姿も多かったようです。
今度は私もそうしてみようかな。
28km付近の左手に、ついに海が見えました。

あいにくの曇り空だったので、きれいな青い海ではなかったのが少し残念!
意外にもNAHAマラソンのコースで海が見えるのはここだけ、しかも一瞬です。
けっこう気分転換になるので見逃さないように。
この辺りから、道端でストレッチをする人たちの姿も増えてきます。
相変わらずの田舎道で応援もまばらですが、やっぱり子供たちは元気!
子供たちばかりでなく、おじい・おばあも元気!
介護施設の前で、車椅子に乗ったおばあちゃんが鈴を振って応援してくれて、
「おばあちゃん……ありがとう〜!」と胸が熱くなりました。
それから、沿道で見ていたおじさんが知り合いのジョガーを見つけたらしく、
駆け寄ってきて「おお!あんた!○☆$*#%×〒€!ほら頑張って!」
と、全く聞いた事のない言葉をかけていて、
「ああ、ここは沖縄なんだなぁ」と改めて実感したりしました。
そう言えば、応援ボードに「ちばりよー」って書いてるのはよく見かけたけど、
実際に「ちばりよー」って言ってる人は一人もいなかったような気が。
普段あまり使わない言葉なのでしょうか?
まあ、北海道民も実際はそんなに「なまら」って言わないのと同じようなものかな。
このあたりは片側一車線のみのコースなので、ジョガーの混雑はけっこう激しいです。
もう後半に入っているのに、全然集団がばらけないので。
けっこう他のジョガーとぶつかったりして走りにくいので注意が必要です。
下りが終わると、今度は延々10km続く平坦な道。
ここで楽になるのか、飽きてしまうのかが勝負の分かれ道です。
私は今の所、不安な右の股関節も固まってないし肉体的には問題なし!
あとは精神面ですね……北海道マラソンでは30km地点で完全に飽きて動けなくなってしまいましたから。
カフェイン入りなので、このタイミングで摂っておけば一番辛い30kmあたりで効いてくれるはずです。
ちなみに北海道マラソンでは、30km地点でショッツ食べたら35km地点でリタイアという非常にもったいない事に……
ここから下り基調になるのですが、沖縄の舗装道路というのは石灰岩が使われていて滑りやすいんですね。
上り坂ではあまり気にならなかったけど、
下りの、特に給水所付近の濡れた路面になると本当に滑って危ないです。
トレイルランの選手はわざと足を滑らせて下りの衝撃を抑える、という話を聞いたことがありますが、
慣れてない私には無理だったのでひたすら慎重に走ります。
25km付近の右手に、あの「ひめゆりの塔」があります。
実際はもっと奥にあるので写真には写ってないのですが。
私は時間がないのでコース上から手を合わせました。
厳しい戦況に追われ、沖縄本島の最南端まで追い詰められた上で起きた悲劇。
こうしてマラソン大会に出る事だって、日常の生活ができる事だって、平和だからこそだよね。
中に入って献花するジョガーの姿も多かったようです。
今度は私もそうしてみようかな。
28km付近の左手に、ついに海が見えました。
あいにくの曇り空だったので、きれいな青い海ではなかったのが少し残念!
意外にもNAHAマラソンのコースで海が見えるのはここだけ、しかも一瞬です。
けっこう気分転換になるので見逃さないように。
この辺りから、道端でストレッチをする人たちの姿も増えてきます。
相変わらずの田舎道で応援もまばらですが、やっぱり子供たちは元気!
子供たちばかりでなく、おじい・おばあも元気!
介護施設の前で、車椅子に乗ったおばあちゃんが鈴を振って応援してくれて、
「おばあちゃん……ありがとう〜!」と胸が熱くなりました。
それから、沿道で見ていたおじさんが知り合いのジョガーを見つけたらしく、
駆け寄ってきて「おお!あんた!○☆$*#%×〒€!ほら頑張って!」
と、全く聞いた事のない言葉をかけていて、
「ああ、ここは沖縄なんだなぁ」と改めて実感したりしました。
そう言えば、応援ボードに「ちばりよー」って書いてるのはよく見かけたけど、
実際に「ちばりよー」って言ってる人は一人もいなかったような気が。
普段あまり使わない言葉なのでしょうか?
まあ、北海道民も実際はそんなに「なまら」って言わないのと同じようなものかな。
このあたりは片側一車線のみのコースなので、ジョガーの混雑はけっこう激しいです。
もう後半に入っているのに、全然集団がばらけないので。
けっこう他のジョガーとぶつかったりして走りにくいので注意が必要です。
下りが終わると、今度は延々10km続く平坦な道。
ここで楽になるのか、飽きてしまうのかが勝負の分かれ道です。
私は今の所、不安な右の股関節も固まってないし肉体的には問題なし!
あとは精神面ですね……北海道マラソンでは30km地点で完全に飽きて動けなくなってしまいましたから。
第30回NAHAマラソン完走記その4 10km〜中間点編。
2014年12月16日
10kmを過ぎたあたりから都会を離れ、少しずつ沿道の観客の数が減ってきました。
それでも途切れる事はありません。
都会の熱気あふれる応援とは違って、の〜んびりと見守ってくれている感じ。
公道を3万人が走るというとんでもない「非日常」な出来事が、
実にすんなりと「日常」に溶け込んでいる事に驚きました。
そして沖縄らしいこんな風景も。

さとうきび畑!
風がなかったので「ざわわ」とは言ってなかったけど。
17km付近の具志頭三叉路を右折したら、ついに来たコース最大の難所!
延々3km続く上り坂が始まります。
ここではとにかく前を見たら負けです!
周りに高い建物もないため、ジョガーの行列が坂を上っていく様子がかなり遠くまで見渡せるから。
周りのジョガーからも「うわぁ……」という言葉が聞こえました。
でも、事前にHPの高低図で見ていたより急勾配ではないですね。
勾配だけで言ったら、フードバレーとかちマラソンの方が急です。
それでも油断してはいけません。
前を見ないで足元を見て、足をあまり上げずに歩幅を小さく刻む。
足の回転数は増えてしまいますが、筋肉への負担は減らせるはずです。
坂の途中には、「琉神マブヤー」のテーマソングで応援してくれる生バンドの姿も。
私は知らない曲でしたが、地元のジョガーはノリノリでしたよ。
あ、でも「琉神琉神マブヤー♪」の所だけは覚えた!
曇り空。田舎道。
退屈なはずなのに、そこにあるもの全てが北海道にないものばかりで、
長い上り坂でも全く飽きることがありません。
意外とあっという間に、中間点の平和祈念公園に入りました。
公園内は観客の数がどっと増えてお祭りのような雰囲気に。
私も、上り坂が終わった事とハーフまで来た事の喜びでうわーいと通り過ぎてしまったのですが、
「平和祈念」という言葉の意味をもっと意識すればよかったと今になって反省しています。
後から確認してみるとコースのすぐ隣には、
沖縄戦で亡くなった全ての人々(20万人以上)の名前が刻まれた「平和の礎」があった事を知ってさらに後悔。
軽い気持ちで通り過ぎてしまって、非常に申し訳なく思っています……
中間点を越えると、今度は延々と続く下り坂。
これはこれで辛いのです。
それでも途切れる事はありません。
都会の熱気あふれる応援とは違って、の〜んびりと見守ってくれている感じ。
公道を3万人が走るというとんでもない「非日常」な出来事が、
実にすんなりと「日常」に溶け込んでいる事に驚きました。
そして沖縄らしいこんな風景も。
さとうきび畑!
風がなかったので「ざわわ」とは言ってなかったけど。
17km付近の具志頭三叉路を右折したら、ついに来たコース最大の難所!
延々3km続く上り坂が始まります。
ここではとにかく前を見たら負けです!
周りに高い建物もないため、ジョガーの行列が坂を上っていく様子がかなり遠くまで見渡せるから。
周りのジョガーからも「うわぁ……」という言葉が聞こえました。
でも、事前にHPの高低図で見ていたより急勾配ではないですね。
勾配だけで言ったら、フードバレーとかちマラソンの方が急です。
それでも油断してはいけません。
前を見ないで足元を見て、足をあまり上げずに歩幅を小さく刻む。
足の回転数は増えてしまいますが、筋肉への負担は減らせるはずです。
坂の途中には、「琉神マブヤー」のテーマソングで応援してくれる生バンドの姿も。
私は知らない曲でしたが、地元のジョガーはノリノリでしたよ。
あ、でも「琉神琉神マブヤー♪」の所だけは覚えた!
曇り空。田舎道。
退屈なはずなのに、そこにあるもの全てが北海道にないものばかりで、
長い上り坂でも全く飽きることがありません。
意外とあっという間に、中間点の平和祈念公園に入りました。
公園内は観客の数がどっと増えてお祭りのような雰囲気に。
私も、上り坂が終わった事とハーフまで来た事の喜びでうわーいと通り過ぎてしまったのですが、
「平和祈念」という言葉の意味をもっと意識すればよかったと今になって反省しています。
後から確認してみるとコースのすぐ隣には、
沖縄戦で亡くなった全ての人々(20万人以上)の名前が刻まれた「平和の礎」があった事を知ってさらに後悔。
軽い気持ちで通り過ぎてしまって、非常に申し訳なく思っています……
中間点を越えると、今度は延々と続く下り坂。
これはこれで辛いのです。
第30回NAHAマラソン完走記その3 スタート〜10km編。
2014年12月14日
温暖な気候の中で走れる喜び、そして長年憧れていた夢の大会で走れる喜び。
そんな幸福感に包まれていても、やはりスタート時間が近づくにつれて緊張感は増してきます。
すると突然、今年のスターターを務める具志堅用高さんのご挨拶が聞こえてきました。
「みなさん!優勝と、完走を目指してがんばってください!」
……いや、優勝できるのは一人だけなんですが……
ジョガーの中にも「優勝……」「優勝?」「優勝……(笑)」と微妙な空気が漂いました。
そしてついに9:00!
「万国津梁の鐘」がカーンと鳴り響き、NAHAマラソンがスタート!
平和を祈念するため号砲にピストルを使わない、というのは後から知りました。
まあ、スタートしたと言っても、

この混み具合なので、しばらくはゾロゾロ歩いてる状態なんですけどね。
Gブロックでスタートロスは9分程度、意外と短く済みましたね。
そしてスタート地点には、

いた!具志堅用高さん!
走りながら撮った割によく撮れてる!
最初に走るのは那覇市の中心部。
ホテルが多く立ち並ぶ、まさに大都会といった感じの街です。
しかしまだスタートから1kmも進んでいない道端で、男性ジョガーが5人くらい並んで用を足していたのには驚きました。
うーん……これはどうなんだろうなぁ。
間もなく国際通りへ。
土産物店がずらりと並ぶ、沖縄で一番の観光地です。
でも道が狭く混雑する上に、意外とアップダウンも多くて走りにくい……
まだまだ序盤、慌てない慌てない。
那覇市中心部を抜けると、沿道に子供の姿が目立つようになりました。
本当に多いんですよ。ちびっ子だらけ!
その子供たちがみんな、一生懸命応援してくれるんですよね。
「がんばってくらさい!」って言ってくれる子、
「はい、どうじょー」と黒糖の載ったお皿を持っている子、
小さな手を必死に伸ばしてハイタッチを求めている子……
な……な……
なんでこんなにかわいいのかよ!(孫)
おばちゃんグッと来ちゃって泣きそうになったよ〜。
そういうの弱いのよ最近ー。年齢のせいかしら……
しかし泣いてる余裕もないくらい、コース自体はひたすらアップダウンが続きます。
思ったより辛くはないけど、ここで調子に乗ったら後で怖い事になる!
まだ慎重に慎重に。
そんな幸福感に包まれていても、やはりスタート時間が近づくにつれて緊張感は増してきます。
すると突然、今年のスターターを務める具志堅用高さんのご挨拶が聞こえてきました。
「みなさん!優勝と、完走を目指してがんばってください!」
……いや、優勝できるのは一人だけなんですが……
ジョガーの中にも「優勝……」「優勝?」「優勝……(笑)」と微妙な空気が漂いました。
そしてついに9:00!
「万国津梁の鐘」がカーンと鳴り響き、NAHAマラソンがスタート!
平和を祈念するため号砲にピストルを使わない、というのは後から知りました。
まあ、スタートしたと言っても、
この混み具合なので、しばらくはゾロゾロ歩いてる状態なんですけどね。
Gブロックでスタートロスは9分程度、意外と短く済みましたね。
そしてスタート地点には、
いた!具志堅用高さん!
走りながら撮った割によく撮れてる!
最初に走るのは那覇市の中心部。
ホテルが多く立ち並ぶ、まさに大都会といった感じの街です。
しかしまだスタートから1kmも進んでいない道端で、男性ジョガーが5人くらい並んで用を足していたのには驚きました。
うーん……これはどうなんだろうなぁ。
間もなく国際通りへ。
土産物店がずらりと並ぶ、沖縄で一番の観光地です。
でも道が狭く混雑する上に、意外とアップダウンも多くて走りにくい……
まだまだ序盤、慌てない慌てない。
那覇市中心部を抜けると、沿道に子供の姿が目立つようになりました。
本当に多いんですよ。ちびっ子だらけ!
その子供たちがみんな、一生懸命応援してくれるんですよね。
「がんばってくらさい!」って言ってくれる子、
「はい、どうじょー」と黒糖の載ったお皿を持っている子、
小さな手を必死に伸ばしてハイタッチを求めている子……
な……な……
なんでこんなにかわいいのかよ!(孫)
おばちゃんグッと来ちゃって泣きそうになったよ〜。
そういうの弱いのよ最近ー。年齢のせいかしら……
しかし泣いてる余裕もないくらい、コース自体はひたすらアップダウンが続きます。
思ったより辛くはないけど、ここで調子に乗ったら後で怖い事になる!
まだ慎重に慎重に。