忍者ブログ

[PR]

2025年05月20日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第30回NAHAマラソン完走記その4 10km〜中間点編。

2014年12月16日
10kmを過ぎたあたりから都会を離れ、少しずつ沿道の観客の数が減ってきました。
それでも途切れる事はありません。
都会の熱気あふれる応援とは違って、の〜んびりと見守ってくれている感じ。
公道を3万人が走るというとんでもない「非日常」な出来事が、
実にすんなりと「日常」に溶け込んでいる事に驚きました。


そして沖縄らしいこんな風景も。



さとうきび畑!
風がなかったので「ざわわ」とは言ってなかったけど。


17km付近の具志頭三叉路を右折したら、ついに来たコース最大の難所!
延々3km続く上り坂が始まります。
ここではとにかく前を見たら負けです!
周りに高い建物もないため、ジョガーの行列が坂を上っていく様子がかなり遠くまで見渡せるから。
周りのジョガーからも「うわぁ……」という言葉が聞こえました。


でも、事前にHPの高低図で見ていたより急勾配ではないですね。
勾配だけで言ったら、フードバレーとかちマラソンの方が急です。
それでも油断してはいけません。
前を見ないで足元を見て、足をあまり上げずに歩幅を小さく刻む。
足の回転数は増えてしまいますが、筋肉への負担は減らせるはずです。


坂の途中には、「琉神マブヤー」のテーマソングで応援してくれる生バンドの姿も。
私は知らない曲でしたが、地元のジョガーはノリノリでしたよ。
あ、でも「琉神琉神マブヤー♪」の所だけは覚えた!


曇り空。田舎道。
退屈なはずなのに、そこにあるもの全てが北海道にないものばかりで、
長い上り坂でも全く飽きることがありません。
意外とあっという間に、中間点の平和祈念公園に入りました。


公園内は観客の数がどっと増えてお祭りのような雰囲気に。
私も、上り坂が終わった事とハーフまで来た事の喜びでうわーいと通り過ぎてしまったのですが、
「平和祈念」という言葉の意味をもっと意識すればよかったと今になって反省しています。


後から確認してみるとコースのすぐ隣には、
沖縄戦で亡くなった全ての人々(20万人以上)の名前が刻まれた「平和の礎」があった事を知ってさらに後悔。
軽い気持ちで通り過ぎてしまって、非常に申し訳なく思っています……


中間点を越えると、今度は延々と続く下り坂。
これはこれで辛いのです。


拍手[0回]

PR