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2025年05月20日
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第30回NAHAマラソン完走記その5 中間点~30km編。

2014年12月19日
中間点で「ショッツ」のグリーンプラム味を補給。
カフェイン入りなので、このタイミングで摂っておけば一番辛い30kmあたりで効いてくれるはずです。
ちなみに北海道マラソンでは、30km地点でショッツ食べたら35km地点でリタイアという非常にもったいない事に……


ここから下り基調になるのですが、沖縄の舗装道路というのは石灰岩が使われていて滑りやすいんですね。
上り坂ではあまり気にならなかったけど、
下りの、特に給水所付近の濡れた路面になると本当に滑って危ないです。
トレイルランの選手はわざと足を滑らせて下りの衝撃を抑える、という話を聞いたことがありますが、
慣れてない私には無理だったのでひたすら慎重に走ります。


25km付近の右手に、あの「ひめゆりの塔」があります。



実際はもっと奥にあるので写真には写ってないのですが。
私は時間がないのでコース上から手を合わせました。
厳しい戦況に追われ、沖縄本島の最南端まで追い詰められた上で起きた悲劇。
こうしてマラソン大会に出る事だって、日常の生活ができる事だって、平和だからこそだよね。
中に入って献花するジョガーの姿も多かったようです。
今度は私もそうしてみようかな。


28km付近の左手に、ついに海が見えました。



あいにくの曇り空だったので、きれいな青い海ではなかったのが少し残念!
意外にもNAHAマラソンのコースで海が見えるのはここだけ、しかも一瞬です。
けっこう気分転換になるので見逃さないように。
この辺りから、道端でストレッチをする人たちの姿も増えてきます。


相変わらずの田舎道で応援もまばらですが、やっぱり子供たちは元気!
子供たちばかりでなく、おじい・おばあも元気!
介護施設の前で、車椅子に乗ったおばあちゃんが鈴を振って応援してくれて、
「おばあちゃん……ありがとう〜!」と胸が熱くなりました。


それから、沿道で見ていたおじさんが知り合いのジョガーを見つけたらしく、
駆け寄ってきて「おお!あんた!○☆$*#%×〒€!ほら頑張って!」
と、全く聞いた事のない言葉をかけていて、
「ああ、ここは沖縄なんだなぁ」と改めて実感したりしました。


そう言えば、応援ボードに「ちばりよー」って書いてるのはよく見かけたけど、
実際に「ちばりよー」って言ってる人は一人もいなかったような気が。
普段あまり使わない言葉なのでしょうか?
まあ、北海道民も実際はそんなに「なまら」って言わないのと同じようなものかな。


このあたりは片側一車線のみのコースなので、ジョガーの混雑はけっこう激しいです。
もう後半に入っているのに、全然集団がばらけないので。
けっこう他のジョガーとぶつかったりして走りにくいので注意が必要です。


下りが終わると、今度は延々10km続く平坦な道。
ここで楽になるのか、飽きてしまうのかが勝負の分かれ道です。
私は今の所、不安な右の股関節も固まってないし肉体的には問題なし!
あとは精神面ですね……北海道マラソンでは30km地点で完全に飽きて動けなくなってしまいましたから。



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