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2025年07月15日
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ハートをつなごう

2009年01月27日
ハートをつなごう LGBT第2弾を見ました。


前回は、どちらかというと入門編というか若者向けというか、
「自分のセクシュアリティーとは?」
という事に重点が置かれていたように思います。


若いうちは確かにそうです。
自分が何者かわからないのは大変不安です。
私もそうでした。


でも私の場合は、歳を取るうちに知識も増えて、
次第に自分のセクシュアリティーを受け入れられるようになって、


今の悩みは、
「自分って何?」という内面的な事から、
「周囲とどう折り合いをつけて生きていくか」
という対外的な事に変わりました。
その「周囲」の中でも一番近くて、それ故に一番困難な相手……


家族との関係。


最近、特に悩むようになりました。
歳のせいですわね。
だから、今回のLGBT第2弾は、非常に興味深く見る事ができました。


今回は札幌の「親の会」の活動が取り上げられていました。
カミングアウトって、親にも多大な混乱と苦痛を与えるからこそ、
このような活動が必要なんであって……
あーやっぱ私言わんでおこう。今の私には無理だわ。
そう結論づけました(なんじゃそら)。


受け入れそうにないんだもん、うちの親。
わかってもらう努力をする力が、今の私には残ってないんです。


「親の会」の中心となって活動しているあのお母さん……
私は2008年のレインボーマーチ札幌に参加したので、
あの方の顔はよく覚えていました。
おにぎり屋ブースでおにぎり作ってたなーって。
そして、2008年ではないですがレインボーマーチ集会で、
感動的な挨拶をしていたのもネット上で見ました。


でも、そんな悲しい事があったなんて知りませんでした……
だって、すごくイキイキとして楽しそうにおにぎり作ってたから。
「悲しみを乗り越えて……」なんて表現じゃ陳腐だけど、
この活動を起こすには、想像を絶するエネルギーが必要だったのだろうと思います。


「ありがとうございます」
自然に、テレビに向かってそんな言葉が出ました。

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興味がないの

2009年01月20日
親からの「結婚はまだ?」攻撃は、
おそらく世界中のレズビアンが受けている事だろうと思います。


私の場合、一人の人を一生愛し続ける自信が全くないので、
同性婚さえも夢見ない変人ですが、
この攻撃には疲れ果てます。


神前式ブームだろうが、
仏前式ブームだろうが、
お墓の前でプロポーズだろうが(それは杉田かおる)、


それを私に望まないでください!


……そんなこたぁ言えねぇ。
言っても言わなくても辛いけど、
言わずに辛い方を私は選んでいるのです。
おそらく親には言わないでしょう。
自分で抱えたままどこかへ消えるでしょう。


ああ、「カミングアウト・レターズ」の感想まだ書いてないな……
なかなかまとまらないんです、いろんな事が思い浮かんで。
重たい事だけが思い浮かんで。

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定着はしないと思う

2009年01月19日
「逆チョコ」なる新しい言葉をCMで聞いた。
これは、男の方から女の子にチョコをプレゼントしよう、
という運動(?)のようです。


うーん、チョコレート会社も考えたな。
こうすれば、女性だけじゃなく男性もチョコを買う事になって、
客層の拡大が望めるってわけだ。


本当に拡大するかどうかはわからないけど……


去年あたりから「友チョコ」(女性どうしで交換しあう)も出てきたし、
これで「義理チョコ」「友チョコ」「逆チョコ」……


つまり誰が誰にあげてもいいんかーい!
とツッコミたくなるね。
まあ、そもそも聖バレンタインとチョコレートは
何の関係もないんだけどね。


でも、「友チョコ」が生まれたのは個人的にはうれしい。
女性にチョコを渡しやすい雰囲気ができたから。


私だって好きな人にチョコあげてみたかったんだよ!
今までずっと、バレンタインの時期になると、
「誰に渡すー?」なんていう話になって、
「渡したい男はいないよ……渡したい女の子はいるけど……」
と心の中でブツブツ言ってた。


でも今は、そんな事はないんだね!
普通に同性にチョコあげてもいいんだね!
いい時代になったものじゃのう……

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札幌中途半端暴走記 その3

2008年12月24日
満腹になったので、消化を促すために徒歩でジュンク堂に向かいました。
「今度は一人デザートバイキングに挑戦しよう」
とか思いながら。


もう食べること考えてるんかーい♪(チーン)


ジュンク堂札幌店は、この日がオープン。
店内は大変な事になっていました……


本屋のレジに長蛇の列ができているのを初めて見ました。


私がここに来た目的(こちらの記事参照)を果たすため、
人波をかきわけて探したのですが……


あれー?見つからないぞー?
結局、フェアっていう性格のものではなかったですね。
確かに、LGBT関連の書籍が集められてるコーナーはあって、
種類も豊富だったけどー、
どうしても納得できないことがある!


なぜ、「風俗・エロス」の分類の中に入ってるのー?


見た限り、エロスな本はなかったと思うんだけど……
椿姫彩菜さんの本、クィアジャパンリターンズ、オカマだけどOLやってます等々。
別にエロくないでしょー?
それとも何?LGBTはそれだけで性的な存在だってこと?
恥ずかしくて立ち読みできなかったよー!
それなら、「ゲイ・レズビアン関連書籍フェア」の方がよかったよー!


私が読みたかった「カミングアウト・レターズ」は社会学の棚にありました。
感想はまた機会を改めて。


本当に本の量が半端じゃないです。
一日中でもいられるんじゃないでしょうか。
ただ疲れた……頭と体とどっちも酷使する場所ですね。


本当は東札幌駅そばにあるパン屋、
「道産地麦」にも行きたかったんですが、
体力の限界に達したため断念しました……無念。
帰りの電車内で死んだように眠り、今回の旅は終了。

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一度でいいから言ってみたい

2008年12月10日
12月10日は「ゲイのいない日」、
仕事放棄と不買を全米のゲイに呼びかけ。



最初は、
「ゲイのいない日とはなんだー!キリスト教系保守がなんか言ってんのかー!」
と憤ったんですが、まったく逆でした。


これは、カリフォルニア州で同性婚が禁止されたことに抗議するため、
ゲイがどれだけ経済に貢献しているかを示すための行動。
買い物する事だけじゃなく、労働だって貢献に含まれるわけで、
それをこの日だけは一切やめてみようってことね。
その代わり、奉仕活動をしようと呼びかけています。


「愛をもって憎しみに対峙する、歴史的な一日になるだろう」


と公式サイトに書いてあります。
そして、


「ゲイだから今日は仕事を休みます、と職場にはっきり言おう」


とも呼びかけています。


アメリカって面白い国だよねー。
差別も激しいんだろうけど、
それに対する抗議活動もパワフルだよねー。


私も、
「レズビアンだから今日は仕事休みますー」
って言ってみたい。
昔、某宗教団体の勧誘に、
「私レズビアンだからおたくの宗教入れないんですよー」
って言ってみようかと思ったことはあったけどね!


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