[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
東京マラソン2010 38km~フィニッシュ
38km関門を通過した時点で、最終の制限時間まで1時間以上ありました。
あと4.195km走るのに、いくらなんでも1時間はかかるまい。
よかった……これで完走間違いなしだ……
ここで私の緊張が一気に解けました。
だけど立ち止まることなく前へ前へ。
余力なんか残してどうするってんだ!!
不思議なことに、ここからは自分の体がどうだったのか記憶がないんです。
覚えているのは沿道の応援の声ばかり。
ボランティアの方が
「苦しいのは気のせいですよー。ここからはやせがまんですー」って言ってくれたり、
ワコールの方がCW-X(ワコール製高機能タイツ)をはいてる私に、
「シーダブがんばれ!」って言ってくれたり、
ZARDの「負けないで」をラジカセで流してくれてる人がいたり。
あと、子供たちが一生懸命声援を送ってくれるのに感動して泣きそうになったり。
昔は子供苦手だったのになー。
歳かね。
沿道には公式応援イベントがたくさんあるのですが、
40km地点の一番つらい所に、
ふんどし一丁でジェンカ(フォークダンス)を踊る若者の集団がいましたね。
それがもうシュール過ぎて……
疲れもピーク超えちゃって大笑いしましたよ。
それにしてもあれはいったいなんだったんだろう……
フィニッシュ地点の東京ビッグサイトに向かう、最後の長い坂道を走ります。
走っているつもりでも、もはや歩くスピードと変わらないのはわかっていました。
それでもなんとか走りたい。
走ってゴールしたい。
その一心でひたすら進みます。
そしてついに、フィニッシュゲートがかすんで見え……
(かすんでるのは、誤って接写モードで撮ったからです)
6時間39分43秒で、
ゴール!!
ああ……終わった……終わったんだ……
私、42.195km走ったんだ……
やったー!!やったぞー!!
と感激に浸るも、足はガクガク。
みんな路上に座り込んでストレッチしてますが、
私がそんなことしたら2度と立てなくなりそうです。
立ったまま少し休んで、歩きだしました。
計測チップを外し、完走メダル&タオルをもらいました。
「FINISHER」って書いてあるよー!すげー!
それから東京水・ソイジョイ・みかん・エアーサロンパスをいただき、
(バナナも配ってたけど、嫌いなので受け取らず)
手荷物も受け取ってお着替え。
ここで痛恨のミス。
履き替えるためのゆったり靴を持って来なかったのです。
ぴったりフィットのランニングシューズじゃ、足がリラックスできないのねー!
ギャー!予想以上につらーい!!
これは一番の失敗だったな……
よぼよぼ歩いて待ち合わせスペースへ。
見ると、周りの全員が同じようなぎくしゃくした歩き方になってました。
みんなおじいちゃん&おばあちゃん。
ゆりかもめに乗ってホテルへ向かいました。
ありがとう東京マラソン!
……あー動けなーい。
東京マラソン2010 35km~38km
体が止まってしまうかもしれない恐怖。
次の関門に間に合わないかもしれない恐怖。
あきらめるつもりなんて全くありませんでしたが、
それにしても本当に足が上がらない……
ほぼモチベーションのみで走っている状態でした。
道端にはリタイア者を収容するためのはとバスが止まっているのが見え、
沿道には「←収容者」と書かれたボードを持っている関係者の姿が!
ななな、なんだってー!そんなにヤバイんかい!
それは周りの方も同じ気持ちのようで、
はとバスの前を通過する時にはみんな少しスピードアップするのが面白かったです。
さらにここからは湾岸地区に入るので、
橋をいくつも渡らなければならないのです。
その橋ってのが全部「上り坂→下り坂」のセットなんだな!
本来なら上り坂はキツいはずですが、限界を超えてる私には関係なし。
だって、平地でも同じくらいキツいんだもん♪(末期)
だけど、大変熱い応援をたくさん頂いたので精神的に折れずに済みました。
沿道の方も、「ここがランナーにとって一番辛い所だ」ってわかってくれてるのかな?
後半になるほど応援が熱かったような気がします。
名物の「ロッキーおじさん」にも会えたし
(ラジカセで「ロッキーのテーマ」を流して応援してくれる)。
もう少しで最後の関門、38km地点。
よかった……なんとか間に合いそうだ!
東京マラソン2010 30km~35km
ずっと、足をズルズル引きずっている状態。
その状態で走ったり歩いたりを繰り返しておりましたが、
次第に歩いている時間の方が長くなってきました。
フルマラソンには「35kmの壁」があるといいますが、
私にはそれが30kmで来てしまったという事か……5kmはえーよ!
このあたりになると、歩いている人や道端でストレッチをしている人も多いので、
「置いてきぼり感」はあまりなかったのですが、
それでもやっぱり、体が思い通りに動かない事に焦りを感じていました。
また、立ち止まってのストレッチは怖くてできませんでした。
今度止まったら完全に足が動かなくなるような気がしたのです。
おまけに、謎の吐き気までもが私を襲いました。
ジェルしか食べてないので吐くようなものはないはずなのに。
トイレに行く事も考えるほどでしたが、なんとか持ちこたえました。
おそらく、極度の疲労で内臓も弱っていたんでしょうねぇ。
沿道には1kmごとに距離表示があるのですが、
それがとても遠く感じるようになりました。
いつまでたっても次の表示が見えないので
「あれ?見過ごした?」
と思ったら単にたどり着いてないだけだったり。
それでがっかりしたり。
そんな状態で再び銀座を通過。
……なんだかやたら人が群がっているエイドステーションがある……
と思ったら、銀座木村屋のアンパンじゃないかー!!
名物だから食べておきたい……けどこの人波をかき分ける力はない!!
あきらめて走り(歩き)続けます。
そろそろ甘いジェルにも飽きてきたので、最終兵器!
ほしうめ(種抜きタイプ)!30円!
このしょっぱさがうれしかったんだ!
もうヘロヘロの状態で35kmの関門を通過。
関門閉鎖時間のわずか13分前でした。
ギリギリじゃないのー!こんなんで完走できるのかなぁ……
エネルギー&モチベーション補給。
ここで、走っている間の食事についてのお話です。
2~3時間でゴールできるエリートランナーの方には関係ない事なのですが、
6時間走り続ける私には、走りながらのエネルギー補給が必要です。
そのために「パワーバー」「カーボショッツ」という補食を持って走りました。
30分に1個摂取しなければならないと本に書いてあったので、
全部で12個用意しました。
まとめるとけっこう重かったのですが、ウエストポーチに入れれば特に気になりません。
それをきっちり30分ごとに吸い込んでおりました。
味は、予想通り輸入菓子に近い感じでした。
味つけが日本のセンスじゃないなーと。
外国産のものですから当然なのですが。
うまかないけどまずくもない……って、最初からうまさは期待してなかったけど。
カーボショッツの「ワイルドビーン味」って何だろう?
と思っていたら、コーヒー味でした。
味はまぁ期待してなかったけど、食感が最悪!
「ジェルタイプ」っていうからゼリーみたいな感じなのかな、と思ってたら全然違う!
はっきり言って「水あめ」です。
1袋ちゅーっと吸い込むと、口の中の粘膜全体に
べ~っ~た~り~
というように広がってねばりつきます。
不快!不快極まりない!!
最初のうちは必死で食べてましたが、
後半になって口の中が乾いてきた状態で食べるともっとキツイことに……
ジェルが喉に貼りついて、甘さで喉が焼けるように痛くなるのです。
お願い!どこか日本の企業でもっとさらっとした補食を開発して!
さて、ただ30分に1個食べるだけではつまらないので、
ジェルの袋にこんな工夫をしてみました。
自分を鼓舞する言葉を書いて貼りました(自分で)。
これはランス・アームストロングの言葉。
うん、いい言葉!
でも、ランス・アームストロングが何者かは知らない!
これは自分で考えた……けどどっかで見た言葉かもしれん。
これもいい言葉!
最後の方はこの言葉をブツブツつぶやきながら走ってました。
こんな感じで12個のメッセージを書いては貼りました。
一人で。真夜中に。
でも、我ながらいい作戦だったと思ってます。
結局最後までモチベーション切れなかったんですから。
集中力のない方にはオススメ。
東京マラソン2010 25km~30km
でもこれがいつまでもつかわからない状態でした。
その時、奇跡的にすいてるトイレ発見!
どこのトイレも10人以上の行列ができてる中、ここはたったの3人待ちじゃないの!
そんなに尿意はなかったけれども、ここに入っておくことにしました。
待ってる間にストレッチなどやってみましたが、
感覚がなくなっているので、伸びてるんだか伸びてないんだかさっぱりわかりません。
「いったい私の足どうなってんの?」と、さらに恐怖が増大します。
ちなみに私が入ったのは公衆トイレでした。
こんな所で用を足すなんて生まれて初めてかもしれない……
臭いし汚いし。
あ、マラソンに参加される方はポケットティッシュが必須アイテムですよ!
結局、私がトイレに行ったのはこの1回だけでした。
出て行く水分と摂取する水分のバランスがちょうどよかったのでしょうか?
とにかくラッキーでした、タイムロスが最小限に抑えられたのですから。
トイレ待ちのせいで制限時間切れになった人もいたと聞きました。
さっさと済ませて再び走り出します。
少し休んだから楽に走れる……と思ったのですが、むしろ逆。
かえって足が重くなったような気がしました。
でも、もうすぐ浅草!雷門!そこまではなんとか!
そしてついに雷門キター!テンション一気に急上昇!
さすが超有名観光地、観客の数が半端じゃないです。
応援イベントで「かっぽれ」を踊ってたのもよかったなぁ。
こういうお祭りっぽい雰囲気大好き♪
浅草で折り返して再び南下。
この頃は雨もやんで気温も上がり、日の光がまぶしいくらいでした。
しかし、迫る体力の限界……
まだなんとか走ってはいたのですが、かなりつらい状態になってきました。
