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2025年07月12日
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大人気ない逆ギレ。

2010年09月17日
もうこの件については何も書くまいと思ってたんだけど、
こんな結末になっちゃったから少し触れておきます。
牛丼事件について。


これは最悪の結末と言わざるを得ないでしょうね。
「仕返しに出る」
「ゲイ狩りする」
という捨て台詞を残してアメブロ強制退会……
なんかもうダメだ!人としてダメだ!


「仕返し」って何なんでしょう?
瓜田氏が丼を投げつけられるのならわかりますがね。
あなたは仕返しされる立場であって、仕返しする立場ではありませんよ。
未だに、暴力を振るったゲイの方に対しての謝罪はないのですから。


「ゲイ狩り」なんて言語道断ですよ。
だいたい、どうやってその人がゲイだと判断するつもりなんですか彼は。
見た目で「こいつゲイだ」と見なしたら攻撃するってこと?
それじゃ無差別テロみたいなもんじゃないですか。
ゲイだけじゃなく全ての男性にとって危険な存在になってますね。


「批判・抗議をしたせいでこんな事になったんだ!
静かにしていればよかったのに!」
と嘆くセクシュアルマイノリティーの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、もし声を上げていなければ彼はまた同じ事をしたでしょう。
再びゲイと出会った時に。


結局、度重なる抗議に対して彼は逆ギレし、
ゲイへの攻撃を宣言してブログ終了という形になりました。
どっちにしろ暴力を止められませんでしたが……
それでも「それはヘイトクライムであり、絶対にやっちゃいけない事だよ」
という事実を伝える事こそ重要だったのだと思います。


黙って耐えていても、マイノリティーにとって優しい世の中は来ませんから。

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事実を知ろうね。

2010年09月15日

「イヤーな話。」の続き、というか後日談。


その後様々な反応を見ましたが、
「目の前にゲイがいたらそりゃ不快だわ」
「昼間から店内で淫語連発してたら引く」
「大声でオネエ言葉で話してたら気持ち悪い」
「マイノリティを公にし、チャラチャラしている方にも非がある」などなど、
(おそらく)ヘテロセクシュアルの人の偏見に満ちた反応が多くて驚きました。


ブログには「ゲイカップルがホモトークしてた」としか書いてないのに、
どうして「淫語連発」「オネエ言葉」と決めつけるのでしょう?
ゲイ2人が普通にトークすれば「ホモトーク」ですよ。
ゲイ=性的なことしか考えてない、っていう偏見の現れですね。


マイノリティを公にするのが悪いってのも恐ろしいなー。
おまえら日陰者(嫌な表現)は公衆の面前に出てくるなすっこんでろって事?
怖い怖い。排除の論理怖い。


こういうこと言う人たちって、本物の同性愛者に会ったことないんでしょうね。
正確に言うと、会った事がないと思い込んでる。
テレビの中だけにしかいないと思ってるんでしょう。


実際にはどこにでもいます。昼でも夜でも。
同じ会社にもいますし、同じクラスにもいますし、
それこそ昼間の吉野家にも、マクドナルドにもいますし、
その店員さんだってそうかもしれません。
ひょっとしたら友人の中にもいるかもしれませんよ。


別に特別な存在でもなんでもないんですから、
そこらじゅうにいて当たり前なんです。
でもその認識がないと、実際に出会った時に大混乱に陥るでしょうね、頭の中が。
それってあなたの視野の狭さが招いた混乱なんですよ!


でも、見た目で同性愛者だってわかる人なんてそうそういないから、
実際に「同性愛者に出会う」ことってカミングアウトされた時くらいかも……
私も何人かにカミングアウトしてきたけど、
「あっそう」って受け入れた人は一人もいませんねぇ。
やっぱり混乱したのでしょう。
それは仕方ないと思います。
大事なのはその後だからね。


でもなー。
本当に私がレズビアンだって信じてくれてるのかなーって思う時はありますね。
特にあまり恋愛の話をしない友人だと、
ヘテロ女性同士の会話と全く変わりないですからねぇ。
本当に私がレズビアンだと思ってますかー?


そんな私は、吉野家よりもメニュー豊富なすき家が好きな、
田舎に住んでる普通のレズビアンです。


 

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イヤーな話。

2010年09月13日
瓜田純士という俳優・格闘家・映画監督が、
ゲイカップルに暴力を振るったとブログで公言して問題になっています。
私もそのブログ読みました。
リンクなんてしたくないのでしませんが。


内容を要約すると、
・昼間一人で吉野家に行ったら目の前の席にいたゲイ2人がホモトーク(原文ママ)してた
・ムカついたので顔面に向かって丼を投げつけ、水をかけた
・110番通報しようとした店員を襟首つかんで制止
・最後にゲイ男性にビンタ1発食らわせて店を出る


何この尋常じゃない暴力。
これって完全にヘイトクライムなんですけど、
その概念がない日本では、なぜこの事で多くの同性愛者が怒っているかわからないでしょうね。


ヘイトクライムとは直訳すれば「憎悪犯罪」ですが、
一般的には差別感情から起こる犯罪を意味します。


このブログの中には,
「昼間からゲイはないよ」
「生理的に受けつけない奴が目の前で飯喰ってるって罰ゲームじゃない?」
という記述があります。


つまり「殴られたのがたまたまゲイだった」のではなく、
「ゲイだったから殴られた」のです。


私が一番恐ろしく、また腹立たしいのは、
「目の前にゲイがいる→腹が立つ」という思考回路です。
同性愛者の存在完全否定じゃないですか。
同性愛者である、というだけでこんな理不尽な目に会うのなら、
私だっておちおちケーキバイキングにも行けやしません。
(行った事ないから行きたいだけです、はい)


気に入らない人間の存在を否定し、攻撃・排除するのはいけませんね。
心の狭さや人間の小ささが露呈するだけですからね。


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ヒゲとボイン。

2010年09月07日

沢尻エリカ様には興味がありませんが、
昨日のワイドショー見ててびっくりしました。


どこかのブランドのオープニングセレモニーに、
なぜか大勢のドラァグ・クイーンを引き連れて現れたエリカ様。
な、なんだか全くわからないけど目立ちたいって事だけはわかったよ!
いや、ボディーガード役か?


しかし濃すぎるドラァグのおネエ様たち。
これは本当に、ゲイナイトにでも行かなきゃ会えない「本物」ですよ!
坊主頭だったり、おヒゲが生えたまま女装してたり。


この映像が流れた時の、スタジオの混乱が面白かったですね。
「え?なんで?なんで女装してるのにヒゲ?」
っていうような。


レインボーマーチ札幌のガイドブックには、
「ドラァグ・クイーンとは、男性が派手な女装をすることによって、
男と女の境界線をひっかき回して遊んでしまおう!というパフォーマンス」
というような事が書いてありました。
(細かい所はうろ覚えです)


となると、スタジオの反応はまさに「思うツボ」ってやつですね。
男なのか女なのかがよくわからなくて混乱してるんですから。


さらに言うと、
「男と女の境目なんて、それだけ曖昧なものなんだよ」
という事も表してると思うんですけど……考えすぎかね。
性はグラデーションですよ!


もし本物のドラァグ・クイーンが見たいお方は、
9月19日の「レインボーマーチ札幌」に来るといいと思うよ♪
(ささやかに宣伝)
 

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24時間マラソン……の続き

2010年09月02日
はるな愛さんの24時間マラソンについて、
ネット上ではいろんな人が怒っていました。
さらにマラソン以外でも、
TOKIOのメンバーが過去にゲイ役やトランスセクシュアル役を演じていた
ドラマ映像を見て、みんなで笑うという一幕もあったようで、
そこにも皆さん怒ってました。


またまた私はそのシーンを見てないので詳しくはわからないのですが……
見ていてもおそらくいい気はしなかったと思いますね。


今回の24時間テレビをほとんど見ていなかっただけに、
私は様々な疑問があります。


番組中で一度でも、「セクシュアルマイノリティー」という言葉が出てきたのでしょうか?
それが一般的でないのなら、一度でも「性同一性障害」という言葉が出てきたのでしょうか?


この説明がなければ、
はるな愛さんが自身の生い立ちを語る中で、
「過去に自殺を考えたことがある」理由は絶対に伝わらないと思います。
セクシュアルマイノリティーのメンタルヘルスって、けっこう深刻な問題なのに……


そこまで苦しまなければならない大きな一因が、
「周囲の無理解」だって事にどうして一切触れなかったのでしょうか?
それがないとせいぜい、
「ああ、変な体に生まれちゃったからだねかわいそうにねー」
程度の印象しか受けないと思うの、世間のヘテロセクシュアルの皆さんは。


セクシュアルマイノリティーの苦悩には申し訳程度に触れておいて、
あとは笑いの対象だったり、感動をありがとう(笑)の対象として利用される……
テレビでの扱いってまだそんな感じなんですかね。


それにしてもゴールの時に、「愛ちゃん」コールで迎えられて本当によかった。
もし「賢示」コールだったら、
普段温和な私でも日テレにカミソリ入りの脅迫状送ってたかもしれませんから……


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