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2025年07月09日
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とちじー!

2010年12月07日
しんたろうとちじがまたへんなこといってるー。


「子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。
日本は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります」


……どうしてこんなあからさまなヘイトスピーチするかね。
これが許される日本ってとっても表現の自由がフリーダム!(二重表現)
素晴らしい!


とか言う皮肉はここまでにして、と。
この発言、いわゆる「ツッコミ所」が満載でなかなか意味がわかりませんね。


「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ」
確かに出てますね。
しかし、そのほとんど全てが「オネエ」ですよね。
その他たっくさんいるはずの「男らしいゲイ」は全然出てません。
さらにレズビアンの姿は皆無と言っていいほど見ません。
不思議な話です。


テレビに出てる同性愛者なんて、ほんの一握りに過ぎません。
しかも、そのオネエの皆さんだってテレビの中では差別的な言葉でからかわれて、
笑いの対象として消費されてるだけ。
ひどい扱いですよ。見てて辛くなる事がありますもの。
いったいどこが「平気で」出てるんでしょうか?
あなたに同性愛者の何がわかるって言うんでしょうか。


「日本は野放図になり過ぎている」
これってなんだか、外国ではもっと厳しい規制があるように聞こえますよね。
でも、そんな規制ないですよ。
「同性愛者はテレビに出てはならない」なんて。


「使命感を持ってやります」
誰からの使命なんでしょう???
同性愛者は嫌いだ、気持ち悪いと「自分が」思うから排除したい。
それだけじゃないですかー?


政治家が絶対言っちゃいけない言葉だと思うんですけどね。


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お礼は香典で。

2010年11月08日
マツコ・デラックスさんが某芸能人の結婚披露宴にお呼ばれして、
(あまり有名じゃない人なのに、なぜあんなに盛大な披露宴だったのだろうか。
やっぱり親の七……)


「アタシなんて、いくらご祝儀払っても回収のあてがないのよ!
香典で返してもらうしかないんだから!」
と毒づいていたのが、私は大変面白かったのです。


これだけはっきりと、
結婚披露宴という奇妙なセレモニーを皮肉ってくれてるのが痛快だったなぁ。
どんなに遠方からでも人を呼びつけて、
その上ご祝儀までってなかなかシラフじゃできないですよね。


さらに同性同士で結婚できる制度がないという不平等も、
さり気なく表現している所はさすがです。


私は別に「いつか回収してやる!」
という気持ちでご祝儀を払った事はありませんが、
(北海道の場合はご祝儀ではなく会費ですけどね)
そういう考え方も面白いなぁと思いました。


うーん確か、私が今まで会費やお祝いの品を送った人は2人か……
1人は別れちゃったけどな。
じゃあその2人からは確実に香典もらえるって事だな!


それ以外の友人たちは、
私が死んだら涙の一粒でもこぼしてくれればいいって事よ。


……しまった、これじゃ大赤字だな……


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難しいけど。

2010年10月05日
北海道新聞10月4日の「心のクリニック」欄に、
「来年から小学生の娘 女子の格好いやがる」という相談が出ていました。


相談内容を要約すると、
スカートをはく事を極端にいやがり、大泣きする。
友達はもっぱら男の子で、髪型も服装も男の子と同じでなければいやだと主張する。
男の子に間違われるとかえってうれしがる。
今のところは好きにさせているが、学校でいじめられるのではないか、
もしかしたら性同一性障害なのではないかと心配です……との事。


この質問への回答者は精神科医なのですが、答えはズバリ
「現時点で問題視する必要はない」ということでした。


しかしその根拠が、
「一般的には思春期といわれる第2次性徴期を迎えると、
生物学的な性にしたがって、
自然に男らしくなったり、女らしくなったりするものです。」ってさ……
だから大丈夫、って言うのはちょっと違うんじゃないかなーと……


確かに、第2次性徴期に入れば体に変化は起きますよ。
でも心の方はどうかなぁ?
もしこの子が本当にGIDだったら、性自認と肉体の乖離が大きくなって苦しむ時期なんじゃないでしょうか。


一応、「思春期に入ってもなお、今のような状態が続いたとしたら、
その時はいろいろな角度から分析、アプローチしていく必要が出てくるかもしれませんが、」
と留保はしてますけど、あまりその可能性を考慮してないような印象を受けました。
「そんな事はないと思うけど」みたいな。
それはいかんと思うけどなぁ。


いかんせん私もシスジェンダーなので詳しくはわからないのですが、
ご両親には、この子の好きなようにさせてあげて欲しいと思います。
それから周りの子供たち!この子いじめんなよ!

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もの思ふ国勢調査。

2010年09月28日
我が家にも国勢調査の調査票が来ました。
私は書くのがそんなに苦じゃないので、
来た日のうちにバビッとマークシート塗りつぶして完成ー。
さっさと郵送しよ。


でも、調査票記入がとても辛いLGBTの方々も多いはず。
国勢調査のたびにそういう声を聞きますね(ネット上で)。


まず、性別欄が「男」「女」の2つしかないこと。
「そんなの当たり前だろ」と思う方もいるかもしれませんが、違いますよ。
男女どちらのジェンダーもしっくり来ない、という人もたくさんいるんですから。
おそらく戸籍上の性別の方を塗りつぶすのでしょうけど……
その時の心中いかばかりでしょうか。
自分を無理やりどちらかの枠に押し込める苦しみは。
そもそも性別二元論なんてね(以下3,000行省略)


あと、「世帯主との続柄」の欄ね!
ここが一番ひどいよね!
結婚と同じような生活を送っている同性カップルにとって、
あまりに冷酷な仕打ちではないでしょうか。


どんなに愛し合っていても、何年一緒に暮らしていても、
続柄は「その他」にするしかないだなんて。
なんだろうね、この無味乾燥な響き。
これ悲しいよね……私だったらマークシート塗りながら泣くね。
こんな調査じゃ、日本に同性愛者がいないって事になっちゃうよ!


(異性の内縁関係にあるカップルも「その他」扱いになりますが、
内縁関係は民法上に規定があり、
ある程度の権利が保障されているので、
存在は認められているものと思います。
だからあまり同情しない!)


日本には、明確な同性愛者への差別はないという人がいますね。
そりゃそうですよ。
まだその域にも到達してませんよ。
現状はこの通り、「いないことにされてる」んですから。


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痛い恋バナ。

2010年09月25日
結婚式の二次会で、私は5年ぶりにある人と再会しました。
自分は参加しないのに、わざわざ二次会の会場まで行ったのは、
その人に会うためだったと言っても過言ではありません。
昔好きだった人にね。
あ、もちろん(強調)相手も女性ですよ。


そして久しぶりに会えて、
向こうも私の事を覚えていてくれてうれしかったのですが、
挨拶だけして私はその場を立ち去りました。
それは時間がなかったから、という理由だけではありませんでした。
私は昔、とても恥ずかしい失敗をやらかしてしまったのです。


それはね、昔同じイベントに出てた仲間の1人なんだけど、
イベントが終わったらもう会わないし連絡もないっていう不思議な結びつきで、
私もそのペースにはすっかり慣れっこだったんだけど、
いよいよお別れのときに軽ーいハグで終わるつもりが、
どうしても離れたくなくて、ぎゅーっと強く抱きしめるような形になっちゃって、
さらにその状態のまま「もう会えないなんて淋しい」
みたいな言葉を口走ってしまったからさあ大変。


体を離した時、その人は見たこともないような怪訝な顔で私を見ていました。
これは絶対に、私の気持ちに気づいたのだ、と思いました。


私はいたたまれなくなって、ダッシュでその場を離れ(マジです)、
それっきり5年間、1度も会わず連絡もしていませんでした。


そして今回久しぶりに会えたわけですが、
あまりなれなれしくするとあの事を思い出すんじゃないかと思って、
私はあえて素っ気ない態度を取ったのでした。
本当はもっと話したかった……もう会えないのに。


なんか思い出すと恥ずかしいし切ないっすねー。
でもまぁ、恋の思い出はほろ苦いくらいがちょうどいいからね……


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