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2025年06月15日
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もの思ふ国勢調査。

2010年09月28日
我が家にも国勢調査の調査票が来ました。
私は書くのがそんなに苦じゃないので、
来た日のうちにバビッとマークシート塗りつぶして完成ー。
さっさと郵送しよ。


でも、調査票記入がとても辛いLGBTの方々も多いはず。
国勢調査のたびにそういう声を聞きますね(ネット上で)。


まず、性別欄が「男」「女」の2つしかないこと。
「そんなの当たり前だろ」と思う方もいるかもしれませんが、違いますよ。
男女どちらのジェンダーもしっくり来ない、という人もたくさんいるんですから。
おそらく戸籍上の性別の方を塗りつぶすのでしょうけど……
その時の心中いかばかりでしょうか。
自分を無理やりどちらかの枠に押し込める苦しみは。
そもそも性別二元論なんてね(以下3,000行省略)


あと、「世帯主との続柄」の欄ね!
ここが一番ひどいよね!
結婚と同じような生活を送っている同性カップルにとって、
あまりに冷酷な仕打ちではないでしょうか。


どんなに愛し合っていても、何年一緒に暮らしていても、
続柄は「その他」にするしかないだなんて。
なんだろうね、この無味乾燥な響き。
これ悲しいよね……私だったらマークシート塗りながら泣くね。
こんな調査じゃ、日本に同性愛者がいないって事になっちゃうよ!


(異性の内縁関係にあるカップルも「その他」扱いになりますが、
内縁関係は民法上に規定があり、
ある程度の権利が保障されているので、
存在は認められているものと思います。
だからあまり同情しない!)


日本には、明確な同性愛者への差別はないという人がいますね。
そりゃそうですよ。
まだその域にも到達してませんよ。
現状はこの通り、「いないことにされてる」んですから。


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