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2025年05月22日
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難しいけど。

2010年10月05日
北海道新聞10月4日の「心のクリニック」欄に、
「来年から小学生の娘 女子の格好いやがる」という相談が出ていました。


相談内容を要約すると、
スカートをはく事を極端にいやがり、大泣きする。
友達はもっぱら男の子で、髪型も服装も男の子と同じでなければいやだと主張する。
男の子に間違われるとかえってうれしがる。
今のところは好きにさせているが、学校でいじめられるのではないか、
もしかしたら性同一性障害なのではないかと心配です……との事。


この質問への回答者は精神科医なのですが、答えはズバリ
「現時点で問題視する必要はない」ということでした。


しかしその根拠が、
「一般的には思春期といわれる第2次性徴期を迎えると、
生物学的な性にしたがって、
自然に男らしくなったり、女らしくなったりするものです。」ってさ……
だから大丈夫、って言うのはちょっと違うんじゃないかなーと……


確かに、第2次性徴期に入れば体に変化は起きますよ。
でも心の方はどうかなぁ?
もしこの子が本当にGIDだったら、性自認と肉体の乖離が大きくなって苦しむ時期なんじゃないでしょうか。


一応、「思春期に入ってもなお、今のような状態が続いたとしたら、
その時はいろいろな角度から分析、アプローチしていく必要が出てくるかもしれませんが、」
と留保はしてますけど、あまりその可能性を考慮してないような印象を受けました。
「そんな事はないと思うけど」みたいな。
それはいかんと思うけどなぁ。


いかんせん私もシスジェンダーなので詳しくはわからないのですが、
ご両親には、この子の好きなようにさせてあげて欲しいと思います。
それから周りの子供たち!この子いじめんなよ!

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