[PR]
2025年05月23日
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2015北海道マラソン完走記 35km〜フィニッシュ編。
2015年09月07日
ついに去年たどり着くことができなかった35km関門を通過!
関門閉鎖時間の30分前でした。
やったー!去年の自分に勝ったぞ!
時間的にも今年の完走は間違いないでしょう。
そう思った瞬間、ちょっと歩こうかなぁ……という考えが頭をよぎります。
この集団から大きく遅れなければ、制限時間内に間に合うだろうし。
でもやっぱり、本当の意味での「完走」を目指したいしなぁ……
と、しばらく葛藤しながら走っていました。
マラソンには「35kmの壁」という言葉がありますが、
このあたりからコース上に倒れている人が増えてきました。
道端で吐いている人もいましたね。
私はいつものように右の股関節がやや固まってきましたが、走れなくなるほどではありません。
エネルギー切れもないようです。
しかし実は30kmを過ぎたあたりから、後頭部に鈍い痛みを感じていました。
なんだか嫌な感じだなーと思いながらもごまかして走り続けてきたのですが、
もうすぐ北海道大学の敷地に入るという所で突然体に異変が起きました。
心臓のあたりが少し締め付けられるような違和感と同時に、
全身に寒気が走って汗がサーっと引き、足の指先が痺れてきたのです。
何この感覚?今までこんな経験ないよ!
冷や汗は脱水症状の現れという事を思い出し、慌てて持っていたポカリを一口飲んだ所、
寒気はすぐに収まりました。
給水は十分に取っていたと思うので、本当に脱水が原因だったのかわかりませんが……
でもこの時は本当に命の危険を感じましたね。
そしてなんとか北海道大学の敷地へ。
入口には「あと4km」の表示がありました。
いよいよカウントダウンに入りましたね。
北大の敷地内といっても2km以上あり、曲がり角も多いので決して楽な所ではありません。
それでも緑豊かな中を走り抜けるのは気持ちがいいです。
ここでちょっと欲を言わせてもらえば……
大学の応援団の応援があると本当にうれしいんですけどね。辛い所なので。
太鼓を叩いて応援している人が3人くらいいましたが、大学としてはあまりタッチしてない印象を受けました。
40km地点で最後の給水。
ここまで来たら最後まで走りきろう!
ペースはかなり落ちてきましたが、それでも絶対に足は止めない!
北大の敷地を出ると、遠くに赤レンガ庁舎が見えました。
真っ正面に見えるのですが、思ったよりも遠く、なかなか近づいてきません……
普段ならそう思わないんでしょうけどね。
赤レンガ庁舎を過ぎた所、斗南病院の前には友人が応援に来てくれてるはずなので、
せめてそこだけは颯爽と駆け抜けたいものです。
ようやく赤レンガ庁舎を通過、そして最後の41.5km関門も余裕を持って通過!
友人どこだー?右側にいてほしいって言ったつもりだけど、ちゃんと伝わってるかな?
病院前には……いない!私ちょっと早すぎた?
必死にキョロキョロしてると、あっ!左側にいた!
2〜3m通りすぎてしまったので、慌てて戻り、「頑張れー」「頑張るよー」と応答して先を急ぎます。
はあ……はあ……あともう少し。
疲れはピークに達していました。
大通公園に突き当たって右折した所で、遠くにフィニッシュゲートが見えました。
ようやく来た!今年はここまで来れた!
涙がこみ上げてきましたが、ぐっと我慢。
マラソンで泣きそうになったのはこれが初めてでした。
そして両手を挙げてゴール!
タイムは4:34:44でした(ネットタイムは4:27:42)。
ゴールした瞬間、泣きそうになって顔くしゃくしゃになってたと思うので、
オールスポーツの写真が今から心配ですが……
フィニッシュ後はすぐに完走メダルとタオルをかけてもらいました。
このタオルを肩にかけて札幌の街を歩くのが夢だったんですよ!
その後みんなでぞろぞろ歩いて水とアイシング用の氷を受け取り、
またぞろぞろ歩いてタグ回収、完走証受け取り。
けっこう歩かされるけど対応はスムーズでした。
預けていた手荷物を受け取る際、その場にいたボランティアの方と少し会話。
去年はリタイアしたけど今年は完走できた、という話をすると我が事のように喜んでくださって……
また泣きそうになってしまいました。
更衣テントで着替えて、友人と再会して大通公園を後にしました。
いやーやりきった!歩かずに完走できて本当にうれしい!
来年の事は……今はまだ考えたくないかな。消耗が激しすぎて。
関門閉鎖時間の30分前でした。
やったー!去年の自分に勝ったぞ!
時間的にも今年の完走は間違いないでしょう。
そう思った瞬間、ちょっと歩こうかなぁ……という考えが頭をよぎります。
この集団から大きく遅れなければ、制限時間内に間に合うだろうし。
でもやっぱり、本当の意味での「完走」を目指したいしなぁ……
と、しばらく葛藤しながら走っていました。
マラソンには「35kmの壁」という言葉がありますが、
このあたりからコース上に倒れている人が増えてきました。
道端で吐いている人もいましたね。
私はいつものように右の股関節がやや固まってきましたが、走れなくなるほどではありません。
エネルギー切れもないようです。
しかし実は30kmを過ぎたあたりから、後頭部に鈍い痛みを感じていました。
なんだか嫌な感じだなーと思いながらもごまかして走り続けてきたのですが、
もうすぐ北海道大学の敷地に入るという所で突然体に異変が起きました。
心臓のあたりが少し締め付けられるような違和感と同時に、
全身に寒気が走って汗がサーっと引き、足の指先が痺れてきたのです。
何この感覚?今までこんな経験ないよ!
冷や汗は脱水症状の現れという事を思い出し、慌てて持っていたポカリを一口飲んだ所、
寒気はすぐに収まりました。
給水は十分に取っていたと思うので、本当に脱水が原因だったのかわかりませんが……
でもこの時は本当に命の危険を感じましたね。
そしてなんとか北海道大学の敷地へ。
入口には「あと4km」の表示がありました。
いよいよカウントダウンに入りましたね。
北大の敷地内といっても2km以上あり、曲がり角も多いので決して楽な所ではありません。
それでも緑豊かな中を走り抜けるのは気持ちがいいです。
ここでちょっと欲を言わせてもらえば……
大学の応援団の応援があると本当にうれしいんですけどね。辛い所なので。
太鼓を叩いて応援している人が3人くらいいましたが、大学としてはあまりタッチしてない印象を受けました。
40km地点で最後の給水。
ここまで来たら最後まで走りきろう!
ペースはかなり落ちてきましたが、それでも絶対に足は止めない!
北大の敷地を出ると、遠くに赤レンガ庁舎が見えました。
真っ正面に見えるのですが、思ったよりも遠く、なかなか近づいてきません……
普段ならそう思わないんでしょうけどね。
赤レンガ庁舎を過ぎた所、斗南病院の前には友人が応援に来てくれてるはずなので、
せめてそこだけは颯爽と駆け抜けたいものです。
ようやく赤レンガ庁舎を通過、そして最後の41.5km関門も余裕を持って通過!
友人どこだー?右側にいてほしいって言ったつもりだけど、ちゃんと伝わってるかな?
病院前には……いない!私ちょっと早すぎた?
必死にキョロキョロしてると、あっ!左側にいた!
2〜3m通りすぎてしまったので、慌てて戻り、「頑張れー」「頑張るよー」と応答して先を急ぎます。
はあ……はあ……あともう少し。
疲れはピークに達していました。
大通公園に突き当たって右折した所で、遠くにフィニッシュゲートが見えました。
ようやく来た!今年はここまで来れた!
涙がこみ上げてきましたが、ぐっと我慢。
マラソンで泣きそうになったのはこれが初めてでした。
そして両手を挙げてゴール!
タイムは4:34:44でした(ネットタイムは4:27:42)。
ゴールした瞬間、泣きそうになって顔くしゃくしゃになってたと思うので、
オールスポーツの写真が今から心配ですが……
フィニッシュ後はすぐに完走メダルとタオルをかけてもらいました。
このタオルを肩にかけて札幌の街を歩くのが夢だったんですよ!
その後みんなでぞろぞろ歩いて水とアイシング用の氷を受け取り、
またぞろぞろ歩いてタグ回収、完走証受け取り。
けっこう歩かされるけど対応はスムーズでした。
預けていた手荷物を受け取る際、その場にいたボランティアの方と少し会話。
去年はリタイアしたけど今年は完走できた、という話をすると我が事のように喜んでくださって……
また泣きそうになってしまいました。
更衣テントで着替えて、友人と再会して大通公園を後にしました。
いやーやりきった!歩かずに完走できて本当にうれしい!
来年の事は……今はまだ考えたくないかな。消耗が激しすぎて。
PR