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2025年05月20日
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微妙にカチンと来たの
2009年01月30日
北海道のローカル番組、「のりゆきのトークDE北海道」は、
グルメ、介護問題、スピリチュアル・カウンセリングまで、
なんでも取り上げる情報バラエティー番組です。
今日のテーマは「子育て相談」。
普段なら絶対見ない話題ですが、今日は違いました。
相談内容の中に、
「中2の息子から、『今、男とつき合っている』と告白された」
というものがあったからです。
告白された母親は、
反射的に「気持ち悪い!」と言ってしまい、
それから息子さんとはほとんど話ができていないとのこと。
そのことを今では後悔しており、
「勇気を出して打ち明けてくれたのだから、なんとか受け入れてあげたい。
でも、なかなか心の整理がつかない」
と、葛藤しているんだそうです。
……よくある話です。
でもー、この母親の話が終わった後の、司会のアナウンサーの第一声が、
「……という衝撃的な内容だったんですけれども、」
だったのにカチンと来て、
もう一人のメインの司会者が、
「単なる興味なのか、それとも本当に男しか愛せない人間なのか……」
と言ったのにまたカチンと来て、
回答者の「子育てアドバイザー(うろ覚え)」の人が、
「たぶん一過性のものだと思うんですけど、」
と言ったのにまたまたカチンと来て、
結局最後に、
「万が一、本当に男しか愛せない人間だとしたら、
今の日本にはまだまだ市民権がないから、
生きていくにはかなりの覚悟が必要。家族で支えてあげて」
というまとめだったので、もうカッチンカッチン来ました。
……いやだわ、私って気が短いのかしら。
いや、全体を通してはいい回答だったと思うんですよ。
「まず『気持ち悪い!』と言ってしまったことを息子さんに謝るべき。
こういう話を打ち明けられる親子関係は素晴らしいものだから、
これからたくさん話し合って理解を深めていけばいい」
まとめるとこんな感じです。
決して、同性愛に否定的なものではなかったんです。
ただ、言葉の端々に何かひっかかるものがあってね……
「衝撃的な内容」って何?私って衝撃的な存在なわけ?
「自分の身の回りにはそんな人はいない」と思ってたのなら、
それは単なる思い込みだからねぇ。
「男しか愛せない」っていう表現も大っ嫌いです。
それならノンケだって、異性しか愛せないんだべや(北海道弁)!
そして、何を根拠に「たぶん一過性のもの」だなんて言ったんでしょ。
そんなに「同性愛者ではない」って事にしたいのか?
同性愛者じゃいけませんか?
それに、一過性のものだと思い込むのってすごく危険だと思うんですよ。
いつか「治る(=ノンケになる)」日を待ち続けるってことじゃないですか。
それだけが希望なわけじゃないですか。
じゃあ、治らなかったら……?
だから、
「世の中には異性を愛する人も同性を愛する人も、
両方存在するのが当たり前なんだよ」
という考え方を、世の親には持っててほしいと思うのです。
「今の日本には市民権がない」っていうのも事実ではあるけど、
それが大前提になっちゃってるのがなんだかイラつく。
どうしてないのか?なぜ顔を出せない人がいるのか?
どうして打ち明けられた母親が悩まなければならないのか?
ノンケの人って、そんな事考えた事もないんだろうなぁ……
でもこのお母さん、受け入れようとしているからいいですよね。
いつか、息子さんとわかり合える日が来ると思いますよ!
グルメ、介護問題、スピリチュアル・カウンセリングまで、
なんでも取り上げる情報バラエティー番組です。
今日のテーマは「子育て相談」。
普段なら絶対見ない話題ですが、今日は違いました。
相談内容の中に、
「中2の息子から、『今、男とつき合っている』と告白された」
というものがあったからです。
告白された母親は、
反射的に「気持ち悪い!」と言ってしまい、
それから息子さんとはほとんど話ができていないとのこと。
そのことを今では後悔しており、
「勇気を出して打ち明けてくれたのだから、なんとか受け入れてあげたい。
でも、なかなか心の整理がつかない」
と、葛藤しているんだそうです。
……よくある話です。
でもー、この母親の話が終わった後の、司会のアナウンサーの第一声が、
「……という衝撃的な内容だったんですけれども、」
だったのにカチンと来て、
もう一人のメインの司会者が、
「単なる興味なのか、それとも本当に男しか愛せない人間なのか……」
と言ったのにまたカチンと来て、
回答者の「子育てアドバイザー(うろ覚え)」の人が、
「たぶん一過性のものだと思うんですけど、」
と言ったのにまたまたカチンと来て、
結局最後に、
「万が一、本当に男しか愛せない人間だとしたら、
今の日本にはまだまだ市民権がないから、
生きていくにはかなりの覚悟が必要。家族で支えてあげて」
というまとめだったので、もうカッチンカッチン来ました。
……いやだわ、私って気が短いのかしら。
いや、全体を通してはいい回答だったと思うんですよ。
「まず『気持ち悪い!』と言ってしまったことを息子さんに謝るべき。
こういう話を打ち明けられる親子関係は素晴らしいものだから、
これからたくさん話し合って理解を深めていけばいい」
まとめるとこんな感じです。
決して、同性愛に否定的なものではなかったんです。
ただ、言葉の端々に何かひっかかるものがあってね……
「衝撃的な内容」って何?私って衝撃的な存在なわけ?
「自分の身の回りにはそんな人はいない」と思ってたのなら、
それは単なる思い込みだからねぇ。
「男しか愛せない」っていう表現も大っ嫌いです。
それならノンケだって、異性しか愛せないんだべや(北海道弁)!
そして、何を根拠に「たぶん一過性のもの」だなんて言ったんでしょ。
そんなに「同性愛者ではない」って事にしたいのか?
同性愛者じゃいけませんか?
それに、一過性のものだと思い込むのってすごく危険だと思うんですよ。
いつか「治る(=ノンケになる)」日を待ち続けるってことじゃないですか。
それだけが希望なわけじゃないですか。
じゃあ、治らなかったら……?
だから、
「世の中には異性を愛する人も同性を愛する人も、
両方存在するのが当たり前なんだよ」
という考え方を、世の親には持っててほしいと思うのです。
「今の日本には市民権がない」っていうのも事実ではあるけど、
それが大前提になっちゃってるのがなんだかイラつく。
どうしてないのか?なぜ顔を出せない人がいるのか?
どうして打ち明けられた母親が悩まなければならないのか?
ノンケの人って、そんな事考えた事もないんだろうなぁ……
でもこのお母さん、受け入れようとしているからいいですよね。
いつか、息子さんとわかり合える日が来ると思いますよ!
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