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2025年05月21日
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3.11から一年たって。

2012年03月11日
もしも私があの大震災で大切な人を失っていたら、
一年たった今日という日をいったいどんな気持ちで迎えたのでしょうか。


きっと私だったら、一年前のさらに一日前に戻りたいと願う事でしょう。
何事もなく、平穏に過ごしていたあの頃を返してくれと渇望する事でしょう。


あの一日で大切な人や物をすべて失うなんて、
そんなに悲しい出来事が自分に降りかかって来るなんて、
誰も想像していなかったと思います。


今日は日本中がその悲しみを分かち合い、祈りを捧げた日でした。
私も仕事中でしたが、14時46分には黙祷を捧げましたよ。
お客様もみんな、その場に立ち止まって黙祷していました。


どの宗教であっても、祈る姿は美しいと私は思います。
それが自分のためでなく、人のために祈るならなおさら。


私はいわゆる「あの世」の存在については、
あるのかないのかわからない、という考えなんですが、
今日はやはり、「皆さんあの世で幸せに暮らしていてほしいなぁ」と思いました。
それならまたいつか会えるって思えるし。
冥福を祈るってそういう事なんじゃないかな。


だから、「亡くなった人の分まで」なんて生きなくていいと思うんです。
亡くなった人は別の場所で幸せに暮らしているんだから。
与えられた自分の人生だけを精一杯生きればいいよ。
それだけでも十分大変な事だもの。


そしてこの悲しみを日本中の人が忘れずに生きていけば、
復興は必ずできると信じています。



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