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2025年07月12日
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絶望とは。

2011年11月08日
最近、仕事中にほわわわ~んと昔の記憶が蘇ってくる事がある。
なぜか仕事中に。
家で何もしないでぼーっとしてる時には思い出さないのに。


蘇るのはあまり愉快な記憶ではないけど、
今はもう客観視できるようになってるから、
思い出して苦しむことはそんなにない。
……すべてがそうではないけどね。悔やみきれない過ちとかもあるけど。


私は今までに何度か絶望してきた。
そんな大げさな!と思われるかもしれないけど、
冷静に振り返ってみても、やっぱりあれは絶望だったと思う。


よく「悲しみのどん底に叩き落とされたような」という表現があるけど、
絶望に至った場合には意外と涙は出ないもので。
少なくとも私は、そういう時に泣いた経験がない。
むしろすべての感情が停止すると言った方が適当かな。


そこでひらめいたわけです(仕事中に)。
実は悲しみと絶望って、似て非なる感情なのではないかと。
つまり悲しみを煮詰めたものが絶望なんじゃなくて、


希望を煮詰めたものが絶望なんじゃないかと。


おお!これこそ真理だ!私ったら悟り開いちゃったかも!
と調子に乗った私は(仕事中だってば)、他のケースも考えてみた。


じゃあ、悲しみを煮詰めると何になるのかな……
うーん、「自暴自棄」かな?
とにかく、何かエネルギーが暴発するような気がするんだな。
淋しさを煮詰めてもそうなるかもしれない。うん。


愛を煮詰めると「憎しみ」に変わる。
まぁ、これは簡単にわかるよね。


怒りを煮詰めると……?あ、これ難しい。
まずは「暴力」に変わると思う。
でも、さらに煮詰めると「抑圧」とか「無気力」になるんじゃないかなー。
だって、怒りって溜め込みすぎると顔に出なくなるもんね。


こうやっていろいろ考えてみると面白いなぁ。
あれ?そういえば一つ忘れている感情があるな。
喜びを煮詰めるとどうなるんだろう?


…………わ、わからない!
そもそも、そういう「底抜けにハッピー」な精神状態を想像できない。
「悲しみのどん底」なんかよりずっと想像するのが難しい。
これはいったいなぜなんだ!!わー!


あ、お客様が来た……
目の前の現実に戻らなくては。

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