底が浅くて上すべり。

「花のズボラ飯」を読んでいてふと思った事があるのです。


主人公・花さんは旦那さんが単身赴任中で一人暮らしという設定ですが、
まーとにかく家の中で一人でしゃべりまくってます。
ご飯作りながらでもそう。
時には、セリフでコマが埋め尽くされるくらいのマシンガントーク……
みたいな独り言があったりします。


「一人暮らししてると独り言が増える」
みたいな事がよく言われてますが、
私が一人暮らししてた頃はどうだったかなぁ？と急に気になり始めたんです。


うーん、どうだったかな……
昔の話だから記憶もおぼろげだけど……


たぶんそんなに言ってなかったと思うんですよね。
声を発するのがあまり好きじゃないので……
誰かといても一人でいても。


そのかわりジェスチャーは多いかも。
もちろん声を出すのが嫌いなので無言で。


よくやるのが、肩をすくめて
┐(´д｀)┌ ﾔﾚﾔﾚ
みたいなの。
なんでこんなアメリカナイズされた動きをするのか、
自分でもよくわからないんですけど。


あと、小さいガッツポーズもよくします。
どんな些細な事でもいいんです。
キャベツの千切りがすっげー細くできたとか、
コピー用紙を適当にバサッと取ったら、ちょうど必要な枚数だけ取れたとか。
そういう時にはぐっと拳を握ってガッツポーズしちゃいますね。
本当にうれしい時は、それから自分に対して拍手もつけますね。2、3回くらい。


以上のジェスチャーを一人で無言で行っているわけです。
うん、かなりの勢いでキモいね！
でもまぁ、声出すの嫌いだから（何回言うんだ）こうやって感情表現するしかないんだもの。


昔、コミュニケーション手段を筆談にできないかと本気で思った事がありましたよ。
隣にいる友人ともメールで会話、みたいな。
現実的でないのは十分わかっていたのでやりませんでしたけど。


そんなわけで……一人暮らししていても独り言を言わない人もいます！
むしろ独り言を言う人って、自分の世界に入ってる人じゃなくて社交的な人なんじゃないかと思うんですけど。

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