底が浅くて上すべり。

ずっと見たかった映画、「キャタピラー」を見たので感想を書かんと欲するが、
うまく文章にまとめられなくてこの1週間悩んでおります。


私は感想文を書く際、
思った事を順不同で箇条書きにして、
後で一つの文章に組み立てる方法を取っているのですが、
「キャタピラー」は思う事が多過ぎてまとまりきらんのです。
その「思う事」も、自分の中で答えが出て来ない事が多くて、
全く着地点が見つからない状態です。


まあ、これは一重に私の文章構成力のなさが原因でしょう。
だから現時点でまとまってる所だけ書くと、


寺島しのぶは凄い。


最後があっけなさ過ぎて映画館のイスから落ちそうになった。


この2点ですかね。
寺島しのぶさんは本当にすごかった！
脱げばすごいってわけじゃないけど、
役に徹するってこういう事か、女優の魂ってこういうものか、と思いました。


ただ最後がちょっとね……
私は江戸川乱歩の「芋虫」のあらすじは知ってたので、
こんなにあっさり終わるとは思ってませんでしたね。
これじゃ久蔵に人間らしい所が全く感じられないままですもの。
妻への思いやりとか、感謝とかさ。


原作……を丸尾末広が漫画化したのを友人が読んでいて、
「ラストは泣ける」と言ってたので、
映画の方でも期待してたんですけどー。
「え？これで終わり？」って、本当に転げ落ちそうになりましたよ。


いかんせん私も原作のあらすじしか知らないので、
詳しい結末を友人に教えてもらおうと思います。
（買えってば）

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