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2025年05月19日
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大雪で大変な目に遭った話。
2015年01月09日
新千歳空港が猛吹雪の影響で欠航が相次ぎ、
1500人が空港ロビーなどで夜を明かしたというニュースを見ました。
おそらく空港側から貸し出された毛布にくるまり、椅子や床の上で皆さん横になっていましたね。
実はちょうどひと月前、私も全く同じ目に遭ったのですが……
私の時と全然違う!!
私は空港から締め出され、寒いホテルの玄関ホールで毛布もなくうずくまっていたんだよ!
それは12月7日、NAHAマラソンから帰ってきた日の事でした。
その日も新千歳は悪天候で、羽田からの乗り継ぎ便が1時間30分ほど遅れての出発。
元々その日は「新千歳空港温泉」に泊まって次の日に帰る予定だったので、
遅れ自体は大した問題ではないと思っていた……のですが。
フルマラソンを終えた疲れきった体で温泉に行ってみると、
「ただいま満員のため、入場を制限しております。
お待ちいただいても入場はできませんのでご了承ください」
との貼り紙が!
えええええええええええ!!どうすればいいんだよー!!!!!
慌てて「エアターミナルホテル」に行ってみても、残念ながら満室。
飛行機が遅れたため、もう札幌へ行く交通手段もありません。
完全に行き場を失ってしまったのです。
仕方なく空港ロビーに戻り長椅子に座っていると、
ターミナルビルの営業時間も終わってしまい、次々と照明が消えていきます。
私たち3人の他にもスーツにロングコート姿の中年男性が一人、長椅子に座っていました。
ここで夜を明かすしかないのかーと覚悟を決めたのですが、若い警備員が近づいてきて、
ここにはいられない、空港から出てもらわないと困ると言われて絶体絶命のピンチに。
幸い優しい警備員さんで高圧的な所は全くなかったのですが、
「ここならいてもいい」と連れて行ってくれた場所は、先ほどのエアターミナルホテルの玄関ホール。
床は冷たいタイルだし、自動ドア一枚隔てた外は−15℃の極寒!
ここでターミナルビル開店までの6時間を過ごすのか……過酷すぎる……
荷物の中からウールのニットを取り出し、お尻の下に敷いて体育座りでうずくまるものの、
寒くて寒くて寝られやしない!
体は疲れきってるのに休まらない!
これは体調おかしくなるんじゃないかと思って本当に怖かったですね。
そのまま1時間ほどが経過した時、先ほどの警備員さんが再び現れ、
温泉が空いたので入れる事になったと教えてくれました。
ああ……助かった……暖かい所で寝れる……
その時すでに日付は変わっておりました。
私はようやくフルマラソンの汗を流す事ができ、冷えきった体を温泉で温め、休憩室で朝まで爆睡したのでした。
まあそんなわけで、今回のニュースとはかなり状況が違ったんですよね。
なんでかなー?
足止めになった人数が多かったら空港に泊めてくれるのかな。
何人までだったら締め出されるんだろうか。
それと、せめて毛布は欲しかったなぁ……
いろいろ納得のいかない点もありますが、貴重なサバイバル体験ができてよかったかなと。
これも無事だったから言える事なんですけどね。
1500人が空港ロビーなどで夜を明かしたというニュースを見ました。
おそらく空港側から貸し出された毛布にくるまり、椅子や床の上で皆さん横になっていましたね。
実はちょうどひと月前、私も全く同じ目に遭ったのですが……
私の時と全然違う!!
私は空港から締め出され、寒いホテルの玄関ホールで毛布もなくうずくまっていたんだよ!
それは12月7日、NAHAマラソンから帰ってきた日の事でした。
その日も新千歳は悪天候で、羽田からの乗り継ぎ便が1時間30分ほど遅れての出発。
元々その日は「新千歳空港温泉」に泊まって次の日に帰る予定だったので、
遅れ自体は大した問題ではないと思っていた……のですが。
フルマラソンを終えた疲れきった体で温泉に行ってみると、
「ただいま満員のため、入場を制限しております。
お待ちいただいても入場はできませんのでご了承ください」
との貼り紙が!
えええええええええええ!!どうすればいいんだよー!!!!!
慌てて「エアターミナルホテル」に行ってみても、残念ながら満室。
飛行機が遅れたため、もう札幌へ行く交通手段もありません。
完全に行き場を失ってしまったのです。
仕方なく空港ロビーに戻り長椅子に座っていると、
ターミナルビルの営業時間も終わってしまい、次々と照明が消えていきます。
私たち3人の他にもスーツにロングコート姿の中年男性が一人、長椅子に座っていました。
ここで夜を明かすしかないのかーと覚悟を決めたのですが、若い警備員が近づいてきて、
ここにはいられない、空港から出てもらわないと困ると言われて絶体絶命のピンチに。
幸い優しい警備員さんで高圧的な所は全くなかったのですが、
「ここならいてもいい」と連れて行ってくれた場所は、先ほどのエアターミナルホテルの玄関ホール。
床は冷たいタイルだし、自動ドア一枚隔てた外は−15℃の極寒!
ここでターミナルビル開店までの6時間を過ごすのか……過酷すぎる……
荷物の中からウールのニットを取り出し、お尻の下に敷いて体育座りでうずくまるものの、
寒くて寒くて寝られやしない!
体は疲れきってるのに休まらない!
これは体調おかしくなるんじゃないかと思って本当に怖かったですね。
そのまま1時間ほどが経過した時、先ほどの警備員さんが再び現れ、
温泉が空いたので入れる事になったと教えてくれました。
ああ……助かった……暖かい所で寝れる……
その時すでに日付は変わっておりました。
私はようやくフルマラソンの汗を流す事ができ、冷えきった体を温泉で温め、休憩室で朝まで爆睡したのでした。
まあそんなわけで、今回のニュースとはかなり状況が違ったんですよね。
なんでかなー?
足止めになった人数が多かったら空港に泊めてくれるのかな。
何人までだったら締め出されるんだろうか。
それと、せめて毛布は欲しかったなぁ……
いろいろ納得のいかない点もありますが、貴重なサバイバル体験ができてよかったかなと。
これも無事だったから言える事なんですけどね。
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