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2025年05月30日
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2014北海道マラソン未完走記 その4。
2014年09月09日
25km地点の給水所で、
「もうここには水がありませーん!次の給水所まで行ってくださーい!」
と案内をしていました。
その時に初めて、私がどれだけ遅いのかを実感したのです。
時計を見てみると、25km地点の関門閉鎖時刻まであと12分。
これはかなりギリギリですが、今のままのペースならなんとかなりそうです。
しかしこの時私は、自分の集中力がもうすぐ切れそうになっている事に気づき始めていました。
メンタルが切れたら体も止まってしまいます。
それはわかっているんだけど……
股関節が固まってきていたので(いつも右だけそうなる)、
折り返し地点を過ぎた所で屈伸運動をしました。
そこで私のメンタルがついに切れました。
「ここは少し歩くか……」と初めて歩いてしまったのです。
一度歩いたら再び走り出すのは困難だとわかっていながら。
次の給水所ではコップがなくなっていました。
うーん、これはなかなか大変だぞ。
私は小さなペットボトルを持って走っていたのでなんとかしのぐ事ができましたが、
他のランナーは手で水を受けて飲んでいました。
給水不足が理由かどうかはわかりませんが、
この辺りから道端に倒れているランナーの姿を多く見るようになりました。
若い男性ランナーが道路の真ん中に仰向けで倒れていて、
(当時の私は必死だったから何とも思わなかったけど、よく考えてみればかなり異様な光景)
「救護!救護!AED持って来て!」
との声が聞こえた時はさすがに焦りましたね。
深刻な事態にはならなかったようですが。
しかし、北海道マラソンのサポート体制は万全で、ほぼマンツーマンで救護スタッフがついていました。
この辺りは、北海道マラソンのコース上唯一の私設エイドが出ているエリアでした。
コーラ、スイカ、冷たいシソジュース、氷。
これにはかなり助けられました!
特にシソジュースがおいしかったなー。
普段そんなの絶対飲まないのに。
歩いたり走ったりを繰り返しながら、30km地点を通過。
関門閉鎖時刻まであと8分でした。
明らかにペースが落ちています。
もはや少しでも歩いたら間に合わない!
わかっているのに、足が動きません。
いや、動かないほど深刻なダメージを受けているわけではないんです。
痛みはあるけど、まだ体は動くんです。
でも心が折れてしまって、どうしても走り出す気になれないのです。
30km地点で、カフェイン入りの補給食を摂りました。
これで頭の中もクリアになるかと期待していたのですが、一向に効いてくる気配がありません。
最後の頼みの綱が切れてしまったように感じました。
この苦痛はいつまで続くのか全く見当もつかず、次第に憂鬱な気持ちになってきました。
「もうここには水がありませーん!次の給水所まで行ってくださーい!」
と案内をしていました。
その時に初めて、私がどれだけ遅いのかを実感したのです。
時計を見てみると、25km地点の関門閉鎖時刻まであと12分。
これはかなりギリギリですが、今のままのペースならなんとかなりそうです。
しかしこの時私は、自分の集中力がもうすぐ切れそうになっている事に気づき始めていました。
メンタルが切れたら体も止まってしまいます。
それはわかっているんだけど……
股関節が固まってきていたので(いつも右だけそうなる)、
折り返し地点を過ぎた所で屈伸運動をしました。
そこで私のメンタルがついに切れました。
「ここは少し歩くか……」と初めて歩いてしまったのです。
一度歩いたら再び走り出すのは困難だとわかっていながら。
次の給水所ではコップがなくなっていました。
うーん、これはなかなか大変だぞ。
私は小さなペットボトルを持って走っていたのでなんとかしのぐ事ができましたが、
他のランナーは手で水を受けて飲んでいました。
給水不足が理由かどうかはわかりませんが、
この辺りから道端に倒れているランナーの姿を多く見るようになりました。
若い男性ランナーが道路の真ん中に仰向けで倒れていて、
(当時の私は必死だったから何とも思わなかったけど、よく考えてみればかなり異様な光景)
「救護!救護!AED持って来て!」
との声が聞こえた時はさすがに焦りましたね。
深刻な事態にはならなかったようですが。
しかし、北海道マラソンのサポート体制は万全で、ほぼマンツーマンで救護スタッフがついていました。
この辺りは、北海道マラソンのコース上唯一の私設エイドが出ているエリアでした。
コーラ、スイカ、冷たいシソジュース、氷。
これにはかなり助けられました!
特にシソジュースがおいしかったなー。
普段そんなの絶対飲まないのに。
歩いたり走ったりを繰り返しながら、30km地点を通過。
関門閉鎖時刻まであと8分でした。
明らかにペースが落ちています。
もはや少しでも歩いたら間に合わない!
わかっているのに、足が動きません。
いや、動かないほど深刻なダメージを受けているわけではないんです。
痛みはあるけど、まだ体は動くんです。
でも心が折れてしまって、どうしても走り出す気になれないのです。
30km地点で、カフェイン入りの補給食を摂りました。
これで頭の中もクリアになるかと期待していたのですが、一向に効いてくる気配がありません。
最後の頼みの綱が切れてしまったように感じました。
この苦痛はいつまで続くのか全く見当もつかず、次第に憂鬱な気持ちになってきました。
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