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2025年07月15日
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2013年を振り返る ラン書籍編。

2013年12月31日
ランに関する本もいろいろ買った年でした。
そのラインナップを見ると、私のランに対する姿勢というのが表れていると思います。




「まんぷくローカルマラソン旅」は以前ここで紹介したので割愛します。


まず喜国雅彦「キクニの旅ラン」。
日本各地を走って旅するという企画なのですが、そのコースがすごい。
最初に出てくるのが真冬の猛吹雪の稚内ランなのです。
まあ、正気の北海道民なら絶対やらない事ですよね。
普通のランニングシューズで冬道なんて走れるの?と思いましたが、転倒はしなかったようです。


その他にも真夜中ランやうどん食べ歩きランなど、
(ん?歩きランって変ですね)
かなり個性的なコースを走っています。
実は私もこういう事やってみたいんですよねー。
どこか旅行に行ったらホテルの周りを朝走ってみるとか、
札幌のパン屋さんを走って回るとか。
実現は難しいかもしれないけど、憧れとして心の中にずっとあるんです。


そしてこれはランナーにとってのバイブルと言ってもいいかもしれない、
村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」。
走っている間の、自分の肉体及び精神の移り変わりの描写にとても共感しました。
村上さんのようなサブフォーランナーでも私のような初心者ランナーでも、
走ってる時に思う事はそんなに違わないんですね。
それはやっぱり、誰にとってもマラソンは自分の限界との戦いだからでしょう。
特に興味深かったのは、サロマ湖100kmウルトラマラソンに参加した時の話。
苦痛がピークを超えた時の、
「ちょっと違う場所に足を踏み入れてしまった」精神状態が面白いです。
未知の世界をのぞく事ができますよ。


こうして今年買った本を見てみるとわかる通り、
私は「走る事」だけに興味があるわけではなくて、そこに付随する何か別の楽しみがないとダメなんですよね。
だって、純粋な「ランニング指南本」みたいなものを全く買ってないんですから。
はっきり言って、私はマラソン大会そのものよりも、
走り終わった後にその土地で何をしようか、何を食べようかという事に興味があります。
マラソンが観光の一環になってるんですよね。


だからと言ってマラソンをないがしろにしているわけではありませんよ。
真剣に練習しなければ完走はできないし、完走できなければ出る意味がないと思っています。
「完走」とは一切歩かないという事!
さあ、来年はどんな大会に出ようかな。



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