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2025年07月13日
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ノスタルジー Moon Child

2009年02月20日
好きなバンドが解散・活動休止するのはメトロノームで3つめ。
前の2つは何だったかというと、accessとMoon Childです。
今回は地味な方、Moon Childについてノスタルジーに浸りたいと思います。


Moon Childは1996年メジャーデビュー、1999年解散。
ほぼ、人々の記憶から消えかけているバンドでしょうね。
覚えているとしても、
「ESCAPE」(オリコン1位)がヒットした一発屋、との印象しかないと思います。


まあ、確かに一発屋なんですけどー。


でも、音楽の才能は豊かだったと思うんですよね。
音楽性は非常に幅広いものでした。
考えのせまい人が聴いたら、
「このバンド、何をやりたいんだ??」と思うんじゃないでしょうか。


99.9%の楽曲の作詞・作曲を手がけたのは、Vo.佐々木収。
彼のパフォーマンスが大好きでした。


「over the rainbow」という名曲があるのですが、
そのPVは一見の価値ありです。


失った恋を歌う、甘く切ないメロディー。
アコギの優しい音色に乗せて……


絶対彼にしかできないダンスを激しく踊りまくるVo.佐々木収。
たとえて言うなら、SOFT BALLETの森岡賢氏に酷似した動き。


絶対にこの曲には必要ないパフォーマンス。


……でもそれが好きでした。


解散発表は本当に突然でした。
3枚目のアルバムをリリースして、ツアーが始まる直前のタイミング。
まったく予想していませんでした。
メトロノームと同じ状況ですね。


それから現在にいたるまで、再結成の話はありません。
メンバーそれぞれ、音楽活動は順調なようです。


もう10年たつんだなあ。
いい曲を残したバンドです。

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マイフェイバリットだよ

2009年02月06日
私のネットワークウォークマンの、再生回数の多い曲ベスト20。


Dream Fighter―Perfume
コンピュータ(COLLECTION Ver.)―メトロノーム
願い―Perfume
love the world―Perfume
チョコレイト・ディスコ―Perfume
エレクトロ・ワールド(シングルVer.)
Dream Fighter-original instulmental―Perfume
Sugarless GiRL―capsule
ボク存在説(COLLECTION Ver.)―メトロノーム
Twinkle Snow Powderly Snow―Perfume
ポリリズム―Perfume
Baby cruising Love―Perfume
ジェニーはご機嫌ななめ―Perfume
挽肉―新宿ゲバルト
プラネット(COLLECTION Ver.)―メトロノーム
三つ数えろ(COLLECTION Ver.)―メトロノーム
おいしいレシピ―Perfume
四畳半エレキテクニカ―新宿ゲバルト
シグナス―新宿ゲバルト
エレクトロ・ワールド(アルバムVer)―Perfume


一番最近リリースされた「Dream Fighter」が再生回数1位って……
どんだけ聞いてたんだよ!って感じですね。
本当好きなんですよこの曲は。


メトロノームの中で一番好きなのは、やっぱり「コンピュータ」でした。
それも新しいアレンジの方が好き。
普通、昔からある曲って何度も歌っているうちに、
歌い慣れてきて、声が落ち着いてくるものだと思うんですが、
シャラクさんの歌い方が昔よりハジけてるのがスゲーと思いました。
「スーイッチオーン!」の所ね。


それにしても見事にテクノだらけのリストですね……
ここまで来ると清々しいわ。

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実はつながっている

2009年01月18日
このiPod全盛の現代において、
私が愛用しているのはソニーのネットワークウォークマンです。
スティック状の形状が好きなのです。
性能や音の違いは全然わかりません。


どうしてみんなそんなにiPodなんだろう?


私のウォークマンに今入っているのは、
Perfume、capsule、メトロノーム、FLOPPY、新宿ゲバルト、
Plastic tree、Cali≠Gari。


これ全部聞いた事ある人っているのかしら……?
わかる人にとってはとても統一感のある並びなんですけどね。
Plastic TreeとCali≠Gariはちょっと違いますが……


一見バラバラに思えるこの趣味も、
実は全部不思議な縁でつながっているんです。


Perfumeとcapsuleは言わずもがなですが、
私がPerfumeファンになるきっかけをくれたのがメトロノーム、
メトロノームと新宿ゲバルトのボーカルで組んだユニットがFLOPPY、
新宿ゲバルトのサポートをしているのが、元Cali≠Gariのギタリストで、
Cali≠GariとPlastic Treeはお友達バンドでした。


だけど……
まさかCali≠GariとPerfumeがつながるとは思ってなかったなぁ……


元Cali≠Gariのボーカル、石井秀仁さんは現在GOATBED。
そう、ちゃあぽんとユニットを組んだあの方なんです。
(急に間接的な縁になった気がするけど気にしない)


これは本当にびっくりしたー!
いったいどういう縁だったんでしょう?気になるー。


私はCali≠Gariの頃の石井さんしか知りませんが、
この人マジでド天才ですよ!
作詞、作曲、アレンジ能力が半端じゃないんです!
歌も、若干クセがあるかもしれませんが、かなりうまいです。


こんな天才と組むなんてちゃあぽんスゲーな。
でも石井さんって、かなりぶっきらぼうな性格の人(悪い人ではない)だから、
どんな感じで仕事してるのかちょっと心配です……

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西原理恵子 ぼくんち

2008年12月08日

最近テレビにもよく出ますね、西原理恵子。
「毎日かあさん」の連載開始以降、急に露出が増えた気がします。
この間、NHK「トップランナー」にも出てました。
天下のNHKで放送禁止用語でも言っちゃうんじゃねーか?
と若干ヒヤヒヤしながら見てました。

まあ、何も起こらなかったんですけどね。
司会の箭内さん(初対面)を「ばか」呼ばわりした以外は……

西原さんの代表作といえば、やっぱり「ぼくんち」でしょう。
私が持ってるのはこっちなんですけど。

5f860194.jpeg全3巻を一冊にまとめた方ですね。
単行本はオールカラーですが、こちらはモノクロです。


「貧しさの中、たくましく成長してゆく兄弟の物語」


ネット上でそんな表現を見つけましたが、
それはちょっと違うんじゃないかな~。
それじゃまるでいい話みたいじゃない。


私に言わせれば、


愛とエロスと血と涙と絶望を寸胴鍋に放り込んで、
10日間煮つめてデミグラスソースにしたようなお話。


世の中には幸せになれる人と、どう頑張っても幸せになれない人がいる、
というどーーーしようもないリアリティを描くお話。


それでも、人は生きていくしかない・生きていかなければならない、
という諦めをつきつけるお話。


そんな感じ。


この漫画に出てくる人は、
老若男女問わず犯罪に手を染めなければ生きていけない、
そんな劣悪な環境にいる。


「真面目にやってれば、いつかいい事があるよ」


そんな甘っちょろいファンタジーは、誰の心にもない。
そんな夢を見る余裕なんてない。


だけどみんな、誰かを愛し、愛されて幸せに生きることを望んでいるのよね。
恋人でも、家族でも。


そんなささやかな願いでさえも……
ほとんどの人は叶わない。


この漫画のラストシーンはハッピーエンドなのだろうか?
意見が分かれる所でしょう。


私はバッドエンドだと思う。
結局望みは叶わずに崩壊してしまったのだと、私は思っている。
満面の笑顔で終わるお話。
だけどその笑顔が、胸をえぐられるほどに悲しい。


そんな悲しい話を、
いかにも「お涙ちょうだい」な感じじゃなく、
淡々と描く西原理恵子はやっぱり異常天才なんだと思う。
「毎日かあさん」でファンになった人は、
「ぼくんち」読んだらどう思うんだろう?


 

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