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2025年05月21日
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街に触れる。

2011年10月23日
今まで食べ物の話しかしていませんが、
そもそも私が今回札幌を訪れた本来の目的は、
現在札幌市内各所で開催中の「安田侃 野外彫刻展ー街に触れるー」
を見ることだったんです。


安田侃さんといえば世界的な彫刻家でありますが、
その作品が本当に普通の、街の風景の中に展示されてるんですね。
地下歩行空間とか、大通公園とか、狸小路とか。
詳しい展示場所は公式HPで確認してください。


「一日で全部制覇してやんよ!」と意気込んでいましたが……
回りきれませんでした。
中島公園には行けなかったし、大通公園は完全に忘れてました。
この上なく街の中心部だというのに……不覚。




まずは赤レンガ前のこの作品。
観光客もけっこういたのに、あまり注目されてなかったような気がします。
元々あるものだと思われたのかな?




これは地下歩行空間にあった作品。
よく意味はわからないけど、面白い。




創成川公園を歩いていると、
突然行く手を阻むようにこんなものが出現!
みたいな事もありました。


私は絵画よりも彫刻の方が好きなので、このイベントは楽しかったですね。
なかなかないんですよ、彫刻展って。


かと言って、この奇妙な形の彫刻が何を表現してるかわかるんですか?
と聞かれたら、全然わかってません。はっきり言って。
でもなぜか心引かれてしまうのですよ。


以前、彫刻ではないけど現代アートの造形作家さんの個展に偶然入ってみたことがあって、
本当に小さな個展だったから、直接作家さんから説明を聞く事ができたんです。


そこで初めてわかったのが、
「作品の隅々まで全てに意味がある」という事でした。


私はそれまで、
「何だこの突起は?」とか「こんな所に穴が空いてる!」とか、
ただ形の面白さだけを見ていただけだったんです。
奇妙な形も、単に造形上の理由だけだと思っていました。


しかし実際はそうじゃなかったんです。
突起にも穴にも全て意味があったんですよ。
私はどれだけ作家さんの思いをわかってなかったのかって話ですよ。
超浅はか!


だから、それからは作品に込められた意味を真剣に考えるようにしてるんですけど……
ほとんどの場合わからないんですよね。
まだまだ目が肥えてないってことなんでしょうか……


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