底が浅くて上すべり。

ここ数日、父の生命保険についての相談に乗っていました。
すごく頭使いまくってあー疲れたー。
適当に答えるわけにも行かないしね。


私はかつて保険会社に勤めておりまして、
基礎知識だけはなんとか持っているのです。
用語の意味もだいたいわかるので、
私が会社を辞めた後に発売された商品でも、資料を読めば内容はわかります。


保険会社は心の調子を崩して1年足らずで辞めてしまい、
しばらくは振り返りたくもない時期もありました。
未だにフラッシュバックには悩まされますが、
（通ってた会社の廊下とか道のりの映像が、突然目の前に現れる）
今となっては勤めといてよかったと思います。


だって、保険の知識なんてこんな機会でもなければ身につかないですよ。
すごく大事な買い物なのに。
知ってて絶対に損はないですからね。一生もんの知恵！


営業の仕事は本当に辛かったし、実際私は壊れたけれど、
人と接する仕事を経験したのは必要な事だったのかもしれません。
もし事務の仕事に就いていたら、
私は今よりもっと人とコミュニケーションが取れない人間になっていたでしょう。
（今も全然ダメなんだけどね）
相手に話を聞いてもらってナンボの仕事でしたから。
（まあ、それがうまく行かなかったんだけどね）


結局、無駄な経験っちゅーのはないんだねぇ。

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